植毛はばれることがあるのか？植毛がばれる原因と対処法をご紹介！

植毛はウィッグやカツラよりも自然な仕上がりを目指せるので、薄毛治療に効果が期待できる治療方法です。
植毛の術後は見た目でばれる可能性がありますが、安定すれば植毛は基本的にはばれる可能性は低いです。

本記事では、植毛がばれる原因や対処法について、以下の点を中心にご紹介します。

• 植毛とは
• 植毛がばれる原因
• 植毛がばれないための対処法

植毛を受ける検討をしている方や、植毛の治療を受けたことが周囲にばれないための対処法が気になる方は、ぜひ最後までお読みください。

1. 植毛とは
   1. 自毛植毛
   2. 人工毛植毛
2. 植毛後のダウンタイム
   1. ダウンタイムの期間と特徴
   2. 自毛植毛手術の方法と傷跡の関係
3. 植毛がばれる原因
   1. 植毛手術の傷跡やかさぶた
   2. 植毛手術の副作用
   3. 植毛部分の髪の毛色の違い
   4. 坊主や短髪の場合
   5. かつらの使用をやめた場合
   6. AGA（男性型脱毛症）が進行して不自然になった場合
   7. 広範囲に植毛を行った場合
4. 植毛がばれないための対処法
   1. ばれにくいのは自毛植毛
   2. 休みをとるなどして5日間乗り切る
   3. 刈り上げない方法を選ぶ
   4. 刈り上げる自毛植毛と刈り上げない自毛植毛
   5. 普段から薄毛対策や育毛ケアをしておく
   6. 自毛植毛を複数回に分ける
5. 植毛は美容院でばれてしまう
6. 直毛の人でも植毛後にくせ毛になることがある
7. 植毛ばれるについてよくある質問
   1. 植毛がばれにくい施術方法はありますか
   2. 自毛植毛後はいつから働けますか
8. 植毛がばれることについてのまとめ

植毛とは

植毛とは、薄毛部分に自分の髪または人工毛を移植する治療方法のことです。
最近では技術の進歩により自然な仕上がりが期待できます。

自毛植毛

自毛植毛は、AGA（男性型脱毛症）の影響を受けにくい性質を持つ後頭部の髪の毛を毛包ごと採取し、薄毛が気になる部分に移植をする施術です。

自分の髪の毛を移植するため、体が「異物」として感知せず、拒絶反応を起こしにくく、安全性に配慮した治療を受けられます。

移植後は再び髪の毛が生え、伸び、抜けるという自然なサイクルを繰り返すため、髪の毛が定着したあとは定期的な治療に通院したり、メンテナンスをしたりする必要がありません。

ただし、手術後に発毛の効果を実感するまでには半年〜1年と、時間がかかります。
また、移植に使用するための髪の毛の量にも限度があり、広範囲のカバーはしきれない場合があります。

人工毛植毛

人工毛植毛は、頭皮にナイロンやポリエステルなどの合成繊維でできた人工毛を埋め込む施術です。
自毛植毛と違って毛の本数を自由に決められ、施術直後からすぐになりたいヘアスタイルになれます。

ただ、人工毛植毛は体に異物を埋め込むため、炎症や拒絶反応、感染症などの副作用を起こす可能性があります。
また、人工毛は抜けてしまうと新しく生えてくることがないため、定期的なメンテナンスが必要です。

植毛後のダウンタイム

植毛手術は、薄毛や抜け毛に悩む多くの方にとって、新しい希望をもたらす治療法として注目されています。
しかし、植毛手術を受ける際、多くの方が「植毛後のダウンタイム」についての不安を抱えています。

ダウンタイムの期間と特徴

自毛植毛手術のダウンタイムは、短い傾向があります。
手術直後は傷口が赤みを帯びることがありますが、通常3日程度で傷口が閉じ始め、回復の兆しを見せます。
しかし、新しい髪の毛がしっかりと生えてくるまでには数ヶ月の時間が必要です。

術後の傷跡は、初めはかさぶたのような状態になることが一般的です。
約1〜2週間後には自然に取れることが多いですが、その間かゆみを感じることがあるため、患部を掻かないよう注意が必要です。

自毛植毛手術の方法と傷跡の関係

自毛植毛の方法によって、傷跡の大きさや形状が異なります。

FUE法は、特殊な小さなパンチを用いて、毛根を一本ずつ採取する最新の技術です。
FUE法の利点は、傷跡が点状で、頭皮に残る傷跡が非常に小さく、傷跡が比較的目立ちにくいことです。
そのため、短髪や坊主頭の方でも、傷跡を気にせずに施術を受けられます。

一方、FUT法は、後頭部の皮膚を帯状に切り取り、その部分からドナーをまとめて採取する従来の方法です。
FUT法のデメリットとして、線上に長い傷跡が残る可能性が高いことです。
この傷跡は、髪の長さや髪型によっては目立つことがあります。

アイランドタワークリニックでは、このようなFUT法のデメリットを考慮し、FUE法による自毛植毛治療を行っております。

詳しくは以下のページをご参照ください。

i-Directと従来の手法との違い

植毛がばれる原因

植毛はカツラやウィッグを被るよりも自然な仕上がりですが、ばれてしまうことがあります。
その原因を3つ、詳しく解説していきます。

植毛手術の傷跡やかさぶた

自毛植毛に使用する髪の毛を採取する際、メスを使って切開したり、後頭部を刈り上げたりするため、後頭部の傷跡や刈り上げが原因で、周囲に植毛がばれる可能性があります。

手術による傷やかさぶたは1週間くらいは目立ってしまうため、植毛後にすぐ仕事に復帰したり、外に出歩いたりしていると、同僚や知り合いに植毛がばれてしまう可能性があります。

最近では刈り上げの必要がなく、傷跡が小さく腫れを抑えられる方法もあるので、傷跡やかさぶたでばれるのが心配な方は、傷跡が目立ちにくいダイレクト法を行うアイランドタワークリニックのカウンセリングにぜひお越しください。

植毛手術の副作用

自毛植毛は術後にすぐフサフサの髪の毛を手に入れられるわけではありません。
植毛後は1ヶ月ほどで全て抜け落ち、その後に徐々に髪の毛が生えていくというサイクルです。

自毛植毛は麻酔を使用するため、術後にまぶたや頭皮の腫れなどの副作用が出る方もいらっしゃいます。

頭部は目立つ場所なので、腫れがあれば周囲に植毛がばれる可能性があります。

植毛部分の髪の毛色の違い

自毛植毛の場合、自分の髪の毛が生えるため、髪の毛色や質感が明らかに違って生えることがなく、自然な仕上がりになるのがメリットです。

ただ、手術前に髪の毛を染めていた場合、生えてくる髪の毛と色が違ってしまうため、不自然になってしまいます。
術後1ヶ月は髪の毛を染めることができないため、植毛前のカラーリングは可能な限り控えてください。

また、人工毛植毛の場合は自分の髪の毛を使用しないため、自分の髪の毛と人工毛の色や質感の違いで、植毛がばれてしまう可能性があります。

坊主や短髪の場合

坊主や短髪のスタイルは、頭皮や髪の状態が露わになるため、自毛植毛の施術後の傷跡が目立ちやすくなります。
特に、坊主頭の場合、施術による傷跡が隠れる髪の毛が少ないため、目立ちやすいのが一つのデメリットです。
また、薄毛部分とフサフサの部分の境界がはっきりと分かりにくくなることもあります。

しかし、坊主や短髪のメリットとして、自毛植毛の施術がスムーズに進行する点が挙げられます。
特に、ドナー部位の髪を短くする必要がないため、施術時間の短縮や、施術後のケアが楽になるという利点があります。
しかし、自毛植毛の傷跡を気にする方は、施術後は一時的に髪を伸ばす、またはカツラやウィッグを使用することで、傷跡を隠すことができます。

かつらの使用をやめた場合

かつらは、薄毛をカバーするための一般的な方法として広く利用されています。
しかし、かつらの使用をやめると、髪の密度の違いが明らかになることがあります。

かつらの特徴

かつらは薄毛や髪のない部分をカバーするために、人の髪の密度より高密度で作られています。
そのため、かつらの使用を中止すると元の自然な髪の密度との差異が顕著になることがあります。

自毛植毛後のかつらの使用

自毛植毛を受けた後も、しばらくの間かつらを使用することで、髪の密度の違いを緩やかに移行することができます。
これにより、突然の変化を避け、髪の自然な髪行を実現することが可能となります。

AGA（男性型脱毛症）が進行して不自然になった場合

植毛手術は、薄毛の悩みを解消するための一つの方法として注目されています。
しかし、植毛した部分と植毛していない部分でのAGAの進行により、不自然な髪の密度の違いが生じることがあります。

自毛植毛は、AGA（男性型脱毛症）の影響を受けにくい後頭部の髪を移植することで、植毛後もAGA（男性型脱毛症）の影響を受けにくいとされています。
しかし、自毛植毛手術で移植された髪はAGA（男性型脱毛症）の影響を受けにくいのに対し、元々の髪は引き続きAGA（男性型脱毛症）の影響を受ける可能性があります。
そのため、時間が経つにつれて、移植部と非移植部の間で髪の密度や太さの差が明確になることがあります。

特に、生え際に植毛を行った患者様が、後にAGA（男性型脱毛症）の進行により頭頂部や側頭部が薄くなると、前髪部分だけが密集して残るという不自然な状態になる恐れがあります。

広範囲に植毛を行った場合

植毛を行う範囲が広い場合、明らかに不自然に見え、植毛がばれてしまう可能性があります。

植毛手術は一度で終わらせたいと考える方は少なくありませんが、一度に植毛できる本数には限度があり、広範囲を一度の手術で終わらせることはできません。

限られた本数を広範囲に植えるより、狭い範囲を少しずつ埋めていく形で複数回に分けて植毛をすることで、納得のいく結果を得やすく、周囲にもばれにくいです。

アイランドタワークリニックでは、広範囲な植毛でも自然な仕上がりになるよう医師がデザインいたします。

植毛がばれないための対処法

植毛をした場合、周囲にバレずに自然な髪の毛として過ごすことができます。
そのためには、いくつかの対処法があります。以下で詳しく説明します。

ばれにくいのは自毛植毛

人工毛植毛は術後すぐに理想のヘアスタイルになれますが、急に髪の毛が増える上に質感が自然な髪の毛と若干異なるため、不自然に感じられます。

一方、自毛植毛は後頭部や側頭部の健康な髪の毛を使用するため、質感も色も地毛と同じで、不自然さがありません。

また、植毛後は1ヶ月ほどで一旦全て抜け、それから徐々に新しい髪の毛が生えて来るため、生え揃うまでに時間がかかります。
時間がかかるので一見デメリットのように感じられますが、時間がかかるからこそ髪の毛の増え方が自然です。

休みをとるなどして5日間乗り切る

自毛植毛を行ったあと、植毛した部分にできるドット型の傷跡や、髪の毛を採取した場所にできるライン状の傷が残ります。

髪の毛を採取した場所の傷は周囲の髪の毛で隠すことができますが、植毛した場所の傷は腫れやカサブタが取れるまでは目立ってしまうので、施術後は休みをとるなどして対処します。

カサブタは5日〜1週間ほどでとれるので、仕事を5日〜1週間休んで安静にしたり、帽子やウィッグを活用して隠し、傷の治癒まで乗り切るための工夫をすることができます。

刈り上げない方法を選ぶ

自毛植毛は、一般的にFUT法やFUE法で施術します。

• FUT法：メスで帯状に切って移植する髪の毛を採取する
• FUE法：パンチを使って移植する髪の毛を株ごと採取する

どちらの方法も後頭部を刈り上げる必要があるため、植毛がばれる原因のひとつになることがあります。

しかし、クリニックによっては後頭部を刈り上げない方法を提供している場合もあるのです。

植毛する髪の毛を1本1本手作業で採取していく方法で、アイランドタワークリニックでは「i-Direct法」という手術方法で、ばれにくい自毛植毛の施術を行っています。

もともとのヘアスタイルがベリーショートやサイドと後ろを刈り上げるモヒカンヘア・坊主でなければ、ばれる心配はほとんどありません。

1本1本髪の毛を採取するため、施術に長時間かかったり、費用が高くなったりしますが、どうしてもばれたくないという方や、後頭部を刈り上げることに抵抗がある方は、ご検討ください。

刈り上げる自毛植毛と刈り上げない自毛植毛

自毛植毛手術は、薄毛や抜け毛の悩みを解消するための効果が期待できる方法として多くの人々に知られています。
しかし、自毛植毛にはリスクや注意点が伴います。
特に、不適切な手術方法やクリニックの選択は、患者様にとって大きなトラブルの原因となる可能性があります。

自毛植毛のリスクと注意点

FUE法は、自毛植毛の中でも特に人気のある方法の一つです。
FUE法には、後頭部の毛髪を採取する際に、一部を刈り上げる必要がある方法と刈り上げずに採取する方法があります。

刈り上げる施術では、手術後の社会生活で部分ウィッグを使用すると植毛がばれにくいのでおすすめされています。
一方で刈り上げない自毛植毛は、部分ウィッグを使用しなくてもバレる可能性は低いです。

また、刈り上げないで毛根を採取する方法は施術の難易度が高いです。
そのため、刈り上げない自毛植毛の費用は刈り上げる自毛植毛の手術費よりも高くなることが一般的です。

また、アイランドタワークリニックではI-Direct法に加え、刈り上げない自毛植毛法（U‐Direct）も行っております。
あらかじめ髪を刈らないため、1株あたりの採取に時間がかかる難易度の高い施術です。
アイランドタワークリニックでは、カウンセリングで患者様の頭皮や薄毛の進行の状態を見て、一人一人の患者様に合った施術を行っています。

詳しくは以下のページをご参照ください。

i-Directと従来の手法との違い

「虎刈り」の危険性とそのリスク

「虎刈り」とは、特定の部分を線状に刈り上げ、その部分から毛髪を採取する方法を指します。
「虎刈り」は、FUE法の主な利点である、傷跡が目立たない特性を損なうことがあります。
線状の傷跡が残るリスクが高まるため、「虎刈り」を採用するクリニックは、低料金を宣伝していることが多いです。
そのため、「虎刈り」を採用するクリニックを選択する際には、十分な情報収集と検討が必要です。

普段から薄毛対策や育毛ケアをしておく

植毛を行った後のケアや日常の薄毛対策は、植毛がばれることなく自然な髪の毛を維持するために非常に重要です。
以下は、日常生活で取り入れることができる薄毛対策をいくつか紹介します。

食事の栄養バランスを見直す

毛髪の生成には、タンパク質やミネラル、亜鉛などの栄養素が必要です。
また、頭皮の健康を維持するためには、ビタミンやビオチン、コラーゲンの摂取も欠かせません。
外食時にも、栄養バランスを考慮したメニュー選びを心がけることが大切です。

質の良い睡眠を確保する

深い眠りの中で分泌される成長ホルモンは、髪と頭皮の修復や発毛を促進します。
質の良い睡眠をとることで、髪の健康を維持することができます。

洗浄力の優しいシャンプーを選ぶ

頭皮の皮脂は、外部からの刺激から肌を保護する役割があります。
過度な洗浄により皮脂を取りすぎると、頭皮の健康が損なわれる可能性があります。
そのため、洗浄力の優しいシャンプーの選択が推奨されます。

育毛剤や発毛剤の使用

市販の育毛剤や発毛剤も、薄毛対策の一つとして効果が期待できます。
育毛剤は髪の成長をサポートし、発毛剤は毛髪を生成する細胞の活性化が見込めます。

自毛植毛を複数回に分ける

植毛を検討している方の中には1度の施術で完了させたいと思う方も多くいます。
最も自然な仕上がりを目指すためには、一度の手術で完結させるのではなく、複数回の手術を検討することが鍵となります。

植毛の「順番」が成功のカギ

FUE法は、傷跡が目立たないというメリットがありますが、大量の植毛には適していません。
一方、FUT法は一度の手術で多くの毛を移植することができるものの、移植可能な毛の本数には限界があります。
FUE法とFUT法を組み合わせることで、より自然な仕上がりと高い成功率の実現が見込めます。

植毛の位置選びのポイント

植毛の成功を左右する重要な要因の一つは、頭のどの部分に毛を移植するかという選択です。
薄毛は様々なパターンで進行しますが、特に男性に多い薄毛のタイプとして「M字型」と「O字型」があります。

「M字型」の薄毛は、前頭部に特有のもので、額の左右が後退していく形状を指します。
M字型の薄毛は、頭の中央部分は比較的髪が残っているものの、額の両サイドがV字やM字の形を描くように薄くなっていく特徴があります。

一方、「O字型」の薄毛は、頭頂部を中心に薄くなっていくタイプを指します。
O字型の薄毛は、頭の上部、特に頭頂部が円を描くように薄くなり、その範囲が徐々に広がっていく特徴があります。

特にM字部分とO字部分の両方が薄くなっている場合、M字部分を優先して治療することが推奨されています。
これは、M字部分が治療薬の効果が出にくいとされ、またウィッグなどで隠しにくい部分であるためです。

植毛は美容院でばれてしまう

美容室では間近で頭皮や髪の毛を見られたり、直接触れられたりするため、植毛したことがばれやすいです。
基本的には「頭をぶつけて怪我をした」「かきむしってしまい、悪化した」などとごまかせば、それ以上追及されることはありません。

追及して来ないだけで植毛したことはばれるおそれがあるため、美容室で植毛を知られたくない場合は、クリニックと提携している美容室を紹介して貰い、通うことをお勧めいたします。

提携した美容室なら、自毛植毛後のアフターケアを行ってくれる場合もあり、頭皮に負担をかけないよう配慮してくれます。

アイランドタワークリニック新宿院では、提携美容院があります。
詳しくは、アイランドタワークリニックにお問い合わせください。

直毛の人でも植毛後にくせ毛になることがある

自毛植毛は後頭部の、男性ホルモンの影響を受けにくくAGAになりにくい性質を持つ部位から皮膚組織ごと採取し、薄い部分に移植します。

採取した髪の毛は移植した後も元々の性質を受け継ぐため、AGAが進行した場所に移植しても、AGAの影響を受けにくい性質を持ち続けます。

性質を受け継ぐということは、髪の毛の太さや癖も受け継ぐということです。
採取した髪の毛がくせ毛だった場合、移植部から生えてくる髪の毛もくせ毛になります。

このように、採取したものが元々の性質を受け継ぐ現象のことを「ドナー・ドミナント」と呼びます。

しかし、元々の髪の毛が直毛であっても、植毛後に生えてくる髪の毛がくせ毛になってしまうこともあります。
移植毛が根付いても、最初からしっかりとした太い髪の毛が生えてくるわけではなく、最初は細めの髪の毛が生えてきます。

細い毛は弱く、まっすぐに生えずカールする傾向があるため、くせ毛のようになってしまいます。

植毛に使用する髪の毛は医師が選別し、細く弱い髪の毛を移植することはほとんどありません。

つまり、細めの髪の毛が生えてくるのは最初だけで、徐々に太い髪の毛が生えるようになり、髪の毛が細く弱いことが原因のくせ毛は解消していきます。

髪の毛の細さが原因でなく、移植後にくせ毛に変化する場合もありますが、時間とともに改善するとされています。
ヘアサイクル1回分（6〜7年）で直る場合もあれば、それ以上を要する場合もあります。

ただ、自毛植毛後に生えてくる髪の毛が直毛からくせ毛に変化する確率はさほど高くありません。
くせ毛になったとしても、時間とともに元に直っていくことがほとんどです。

どうしても気になる場合は、ストレートパーマをかけたり、縮毛矯正をしたりして、対策をすることができます。

植毛ばれるについてよくある質問

薄毛は多くの人々の悩みの一つとして挙げられます。
薄毛の原因や解決策、そして治療方法についての質問が多く寄せられています。
特に、植毛手術を検討している方々からは、手術の跡が目立たない方法や、自然な仕上がりにする方法に関する質問が増えてきています。
ここでは薄毛に関するよくある質問と、それに対する答えを詳しく解説していきます。

植毛がばれにくい施術方法はありますか

ばれにくいといわれている植毛手術は、自毛植毛のFUE法です。
FUE法の特長は、手術後の痕跡がほとんど目立たないことです。
従来の植毛手術では、頭皮の一部を切り取る必要がありましたが、FUE法ではその必要がありません。
そのため、手術直後でも自然な髪の流れが保たれ、他人に手術を受けたことがばれることはほぼありません。

FUE法の採用により、患者様は手術後のリカバリー期間中も日常生活を普通に過ごすことが期待できます。
植毛手術の痕跡がばれることを心配せずに自信を持って過ごす方が多いです。
特に、ビジネスシーンや公の場でのプレゼンスが求められる方にとって、この「ばれない」という利点は非常に価値があります。

自毛植毛後はいつから働けますか

自毛植毛を受けた後、他の人に気づかれることなく普段の生活に戻ることは、多くの方が望むことです。
特に、仕事に復帰するタイミングは、自毛植毛の手術を受けた方々の大きな関心事の一つです。

実際に、自毛植毛後の働き始めるタイミングは、患者様の職種や業務内容によって異なります。
自毛植毛後、移植部分は約2週間、かさぶたとなる状態が続くことが一般的です。

肉体労働や力仕事をされている方は、血流が激しくなることで移植部分の回復が遅れる可能性があるため、最低でも術後1週間はお休みすることをおすすめします。
一方、デスクワークやオフィスワークのような体を激しく動かさない業務をしている方は、術後翌日からの復帰が可能とされています。

しかし、仕事に復帰するタイミングを選ぶ際には、自毛植毛後のケアや注意点をしっかりと守ることが非常に重要です。
自身の体調や職種、業務内容を考慮し、適切なタイミングでの復帰を選択することで、自毛植毛の効果が期待できます。

植毛がばれることについてのまとめ

ここまで植毛がばれる原因や対処法をお伝えしてきました。
植毛がばれる原因や対処法をまとめると、以下の通りです。

• 植毛手術後の傷跡やカサブタ、副作用でばれる場合がある
• 人工毛植毛は髪の毛質や髪の毛色でばれる場合がある
• 広範囲の植毛は不自然になり、ばれる場合がある
• 自毛植毛は自然に髪の毛が増えるので、ばれにくい
• 刈り上げない方法を選び、目立ちにくい施術を行う
• 休暇を取り、傷跡がばれにくい状態になるまで乗り切る

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。