2023/08/10
増毛
自毛のボリュームや髪の毛の長さでお悩みの方々にとって、増毛は一つの解決策となることがあります。
増毛をすることで、自然な髪の毛のような見た目を取り戻すことができます。
しかし、増毛をした後には伸びた自毛と人工毛の違いが出てきます。
本記事では、増毛が伸びたらどうなるかについて、下記を中心にご紹介します。
記事の後半では、増毛が伸びたらどうなるかについてよくある質問にも答えています。
ぜひ最後までご覧ください。
増毛とは、薄毛や抜け毛に悩む方々に対する一つの解決策です。
自分の髪の毛が少なくなってきたと感じた時、増毛は髪のボリュームを増やし、自然な見た目を再現する手段となります。
増毛には主に粘着式、結毛式、編み込み式の3種類があります。
医師と相談の上、個人に合った増毛方法を選ぶことが大切です。
増毛は自毛に人工毛を結びつけて髪の毛を増やす方法で、その結果、自然な見た目を実現します。
しかし、自毛が伸びるにつれて、人工毛とのバランスを保つためのメンテナンスが必要となります。
増毛のメンテナンスには頻度と費用が関わってきます。
以下ではメンテナンスの必要性とその頻度、そしてメンテナンス費用の概算について詳しく説明します。
増毛してから一定期間が経過し、自毛が伸びてくると人工毛を結んだ結び目が浮き上がってきます。
目立たないうちは問題ないのですが、2ヶ月もすると、見た目が不自然になってきます。
これらを最初増毛したとおりに自分で直すことは難しく、自毛を痛める原因にもなる可能性があるため、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
髪の毛は平均で1ヶ月に1cmくらい伸びるといわれています。
個人差があるため、増毛部分の不自然さが目立ち始めるのはおおよそ1〜4ヶ月とされています。
その不自然さを解消するため、定期的にメンテナンスが必要となります。
上述のとおり、増毛の維持には定期的なメンテナンスが必要です。
そのためには一定の費用が必要となります。
平均的に、一本あたりのメンテナンス費用はおおむね10〜20円となります。
仮に一本あたり15円であった場合、毎月1000本のメンテナンスには約1万5,000円の費用が発生します。
さらに、新規の人工毛の追加に関する費用も考慮に入れる場合は費用が変動します。
そのため、月々のメンテナンス費用を単純計算すると、大体2万円×12ヶ月で、年間にかかるメンテナンス費用はおよそ24万円になります。
増毛のメンテナンスの頻度は、選択した増毛の種類によります。
粘着式では、月に3回程度、結毛式では約2〜3週間に1回、編み込み式では月に1回のメンテナンスが一般的です。
さらに、メンテナンス費用はサロンや増毛の方法によって変動する場合があります。
粘着式の場合、1回あたり2,500〜5,000円と別途、カット代として3,000円〜5,000円が必要になる場合があります。
結毛式では、追加や再使用する毛束の数により3,000円〜5,000円程度の費用が発生します。
編み込み式では、基盤の編み込み直しに大体1万2,000円かかります。
ただし、上記はあくまでおおよその相場であるため、増毛の範囲やサロンによって実際の費用は変動する場合があります。
増毛メンテナンスをご検討の方は、各サロンの公式ウェブサイトや店頭にてご確認ください。
増毛は、自毛や頭皮に人工毛を結びつけたり貼り付けたりして髪の毛の毛量を増やし、ボリュームを出す薄毛対策の一つです。
しかし増毛した後の髪の毛のシャンプー方法やアフターケアは、増毛方法によって自毛とは異なる場合があるので注意が必要です。
適切なケアを行うことで増毛を長持ちさせ、自毛や頭皮を守ることができます。
増毛後のシャンプー選びは、頭皮と髪の毛に優しいものを選ぶことが重要です。
取り外しできない結毛式の場合、入浴時は自毛と一緒にそのままシャンプーすることになります。
基本的には、普段から使っているシャンプーを引き続き使っても問題ありません。
ただし、使うシャンプーだけでなく、洗い方にも注意が必要です。
以下で適切なシャンプー方法について解説します。
増毛後のシャンプー方法は、頭皮と髪の毛を優しく洗うことが基本です。
ブラッシングは増毛した直後より1ヶ月経過した髪が伸びた状態の方が増毛部分が引っかかりやすくなります。
目の荒いくしやブラシなどを使って優しく梳かします。
無理に梳かすと引っかかったり、増毛部分が自毛と一緒に抜けてしまったりする可能性もあるため、十分に注意してください。
また、シャンプー後のリンス、コンディショナー、トリートメントは根本につけるのではなく、根元から1〜2センチのところから毛先に向かって使用してください。
この時も髪の毛をこすらないよう、注意が必要です。
シャンプー同様にすすぎはしっかりして、リンスやコンディショナーが残らないように注意してください。
増毛後のカラーリングやパーマは基本的に可能です。
しかし、増毛した髪の毛は自然な髪の毛とは異なるため、その特性を理解し、適切なケアを行うことが重要です。
増毛した髪の毛は、特殊な人工毛を使用しているため、200度までの熱に耐えることができ、薬剤の影響を受けにくくなっています。
そのため、カラーリングやパーマをかけることが可能です。
ただし、自然な髪の毛と同じようにカラーを変更したり、パーマでカールをつけることはできません。
そのため、増毛する際には、自然な髪の毛の色やパーマの状態に合わせた人工毛を選ぶことが一般的とされています。
また、増毛後の頭皮ケアも重要です。
増毛後の頭皮はデリケートな状態になるため、カラーリングやパーマを行う際には、専門家と相談の上、頭皮に優しいカラー剤などの使用をおすすめします。
増毛には一定の寿命があり、その期間は様々な要素によって変動します。
以下では、増毛の平均的な寿命と、その寿命に影響を与える要素について詳しく解説します。
増毛の寿命は、個々の人や使用する増毛の種類、ケアの方法などにより異なります。
しかし、一般的には、増毛は約2〜3ヶ月で自然に抜け落ちるとされています。
これは、自毛の生え変わりのサイクルと同じで、自毛が抜け落ちると同時に増毛も抜け落ちるためです。
また、増毛の寿命は、使用する増毛の種類によっても変わります。
人工毛は人毛よりも強度があり、耐久性に優れているため、寿命が長いとされています。
一方で、理想的なヘアスタイルを保つ期間は、1ヶ月程度とされています。
これは、自毛が伸びるにつれて増毛部分が根元から浮いてきてしまうためで、これが気にならない場合は、メンテナンスの間隔を多少開けることも可能です。
しかし、根元から増毛部分が浮いてきてしまうと、不自然に見えてしまう可能性があります。
増毛の寿命に影響を与える要素はいくつかあります。
まず、増毛の取り扱い方が大きな要素となります。
普段の髪の扱い方によっては、増毛が早く抜け落ちることもあります。
また、自毛の健康状態も重要で、自毛や頭皮の状態が悪いと、増毛の持ちが悪くなる可能性があります。
また、増毛のメンテナンスの頻度も寿命に影響を与えます。
理想では、1ヶ月に1回程度のメンテナンスが推奨されています。
メンテナンスを行うことで、増毛部分や頭皮の衛生状態・健康状態をチェックし、必要に応じて増毛を調整できます。
メンテナンスを怠ると、増毛部分や頭皮の衛生状態が悪化し、増毛の寿命を縮める可能性があります。
以上のように、増毛の寿命は様々な要素によって変動します。
増毛を長持ちさせるためには、適切なケアと定期的なメンテナンスが必要です。
下記では、増毛が伸びたらどうなるかについてよくある質問をまとめています。
ぜひ参考にしてください。
増毛の結び目が見えるかどうかは、増毛の方法や技術によります。
一部の増毛方法では、結び目が見えにくいように工夫されています。
しかし、髪の毛が乱れたり、風で吹き飛ばされたりした場合、結び目が見える可能性があります。
また、結び目が見えるかどうかは、他人があなたの頭をどれだけ近くで見るかにも依存します。
一般的には、他人があなたの頭を非常に近くで見ない限り、結び目は目立たないため、基本的にバレる可能性は低いです。
増毛と植毛の併用は可能です。
増毛は一時的な解決策であり、髪の毛が自然に成長するまでの間に使用することができます。
一方、植毛は半永久的な解決策で、自分自身の髪の毛を移植することで薄毛を改善します。
これらの治療法は互いに排他的ではなく、一緒に使用することで良い結果が期待できる場合があります。
ただし、これらの治療法を併用する場合は、医師からのアドバイスを受けることが重要です。
併用を検討されている方は、医師や専門家にご相談ください。
アイランドタワークリニックでは、アドバイザーによる無料のカウンセリングを受けられます。
無料カウンセリングは、オンラインでも受けられます。
無料カウンセリング後、植毛施術をお考えの方には医師と施術内容についてお打ち合わせいただけます。
詳しくは、以下のページをご参照ください。
カウンセリングについて|植毛のアイランドタワークリニック
オンラインカウンセリング | 植毛のアイランドタワークリニック
ここまで増毛した毛が伸びたらどうなるかについて解説してきました。
要点を以下にまとめます。
これらの情報が少しでも皆さんのお役に立てば幸いと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。