植毛の傷跡はどうなる？傷跡が目立たない方法や注意事項を解説！

本記事では、植毛の傷跡について下記を中心にご紹介します。

• 自毛植毛の方法
• 傷跡が目立ちにくい施術方法
• 傷跡を残さない治療法

記事の後半では、植毛の傷跡についてよくある質問と回答をまとめています。
ぜひ、最後までご覧ください。

1. 植毛とは？
2. 自毛植毛の方法
   1. FUT法
   2. FUE法
   3. ARTAS植毛
3. 植毛の傷跡が目立たない施術方法とは？
4. 植毛の傷跡を目立たせないためには？
   1. 傷口を清潔に保つ
   2. 施術後1週間程度は安静にする
   3. ヘアシートを使用する
5. 植毛した傷跡を残したくない場合は？
6. 植毛の傷跡に関するよくある質問
   1. 植毛した傷口にかさぶたができたのですが？
   2. 施術してから突っ張り感が取れません
   3. 植毛した傷口が痛みます
   4. 植毛した髪の毛が抜けてしまったのですが？
   5. 植毛後、入浴はいつから？
   6. 植毛後の寝方は？
7. 傷跡が残らない植毛手術はある？
   1. 傷跡が残らない植毛手術は本当にあるの？
   2. 傷跡が残らない植毛手術の技術と進歩
8. 植毛手術後のかさぶたと傷跡
   1. 植毛手術後のかさぶたと傷跡の関係
   2. かさぶたや傷跡から毛が生えない理由
9. 手術後にかさぶたと傷跡が毛の再生を阻害する理由
   1. 植毛手術後のかさぶたと傷跡の影響
   2. かさぶたや傷跡が毛の再生を阻害するメカニズム
   3. 傷跡やかさぶたから毛を生やすための有効な治療法
10. 植毛の傷跡のまとめ

植毛とは？

植毛とは、薄毛が気になる部分に、毛を植え付ける施術のことです。

そもそも「植毛とは」はこちらの記事をご参照ください。

自毛植毛の方法

自毛植毛には、大きく3つの方法があります。
下記ではそれぞれの方法について、特徴やメリット、デメリットを解説します。
ぜひ参考にしてください。

FUT法

FUT法は、メスで毛髪が多い後頭部の皮膚を約10〜20㎝帯状に切り取り、株を採取する方法です。
切り取った部分から移植する株を選んで、薄毛が気になる部分に移植します。
移植にもメスを使用し、頭皮に植え込みます。

一回の施術でたくさんの毛包を移植でき、生着率が良い点がメリットです。
一方、傷跡が残りやすく、ダウンタイムが長い点がデメリットとされています。

薄毛の範囲が広い方にはおすすめの方法です。
ご興味のある方は、ぜひご相談ください。

FUE法

FUE法は、ブレードパンチという専用の器具を使い、毛髪を毛包ごとくり抜いて採取する方法と言われています。
毛を選びながら採取し、採取した株はメスで頭皮に切り込みを入れて、ピンセットで1株ずつ移植します。

ドナー部分の1つ1つの傷が小さくて目立ちにくく、術後のダウンタイムが短い点がメリットと言われています。
一方、1回の施術で移植できる本数が少ない点がデメリットとされています。

傷を目立たなくして、植毛したことをあまり周囲に知られたくない方におすすめの方法です。
ご興味がある人は、アイランドタワークリニックでご相談ください。

ARTAS植毛

ARTAS植毛は、ロボットを使い、毛髪を採取する方法です。
上記で解説したFUT法やFUE法とは違い、手作業ではないため、ミスが起こりにくく、費用を抑えやすい点がメリットと言われています。

一方、一回に採取できる毛髪の本数が限られている点がデメリットとされています。
また、ARTAS植毛を取り扱っているクリニックが少ないのも現実です。
なるべく費用を抑えた治療を受けたい方におすすめです。
アイランドタワークリニックでは、ARTAS植毛をおこなっています。
まずはご相談ください。

植毛の傷跡が目立たない施術方法とは？

自毛植毛は、施術方法によって傷跡の目立ちにくさに違いがあります。

FUE法は、ドナー部分1つ1つの傷跡が米粒程度と小さいのが特徴です。
一般的に、FUT法よりもFUE法の方が、傷跡は目立ちにくいとされています。

ただ、FUE法はドクターのスキルが重要で、他の施術方法よりも高額になるのがデメリットと言われています。
また、施術にかかる時間も長くなる傾向にあります。
アイランドタワークリニックでは、このような問題を解決するために医療ローンを提供しています。
ご興味のある方は、ご相談ください。

FUT法は、一度に広い範囲に移植できるのがメリットですが、その分、傷跡が横一線に残るデメリットがあります。
また、薄毛部分が後頭部近くまで来ている場合は、傷跡が目立ちやすい傾向にあります。
まずは、アイランドタワークリニックでご相談ください。

植毛の傷跡を目立たせないためには？

下記では、植毛後の傷跡を目立たせないためのポイントを解説します。
ぜひ、参考にしてください。

傷口を清潔に保つ

施術後の傷跡を目立たせないためには、傷口を清潔に保つことが重要です。
傷跡から菌が入ると、傷跡が腫れたり、化膿したりする可能性が高くなります。
傷跡が化膿して膿が出ると、見た目もよくありません。

施術翌日から患部を清潔に保つことを心がけるようにしてください。
クリニックで、術後のケアについてしっかり話を聞いておくことが大切です。

施術後1週間程度は安静にする

植毛手術後、約1週間は激しい運動は避け、安静に過ごすようにしてください。
運動によって、汗で蒸れたり、頭皮に衝撃が加わったりすると、傷跡が開いたり、化膿したりするリスクが高まります。可能であれば、出勤も数日〜1週間、休暇を取るのが良いとされています。

手術直後は、傷跡などから、植毛したことを周囲に知られてしまう可能性も高い傾向にあります。
傷跡を目立たせないようにするためにも、周囲に知られないようにするためにも、お休みを取ることをおすすめします。

ヘアシートを使用する

傷跡を目立たなくする為には、ヘアシートも活用できます。
ヘアシートは、後頭部の刈り上げ部分を隠すための部分カツラ、ウィッグのようなものです。

刈り上げた部分の髪の毛が新たに生え変わるまでは、約半年かかるとされているので、それまではヘアシートで隠しておくのがいいとされています。

価格は約4万円〜5万円が相場です。

植毛した傷跡を残したくない場合は？

AGAの治療法は、植毛だけではありません。
初期段階で、薄毛の範囲が広範囲に及んでいない場合は、内服薬や外用薬での治療法もあります。
薄毛の範囲が広がっていても、投薬治療などで改善が見られる方もいます。

AGAは、傷跡ができやすい傾向にあるため、リスクを伴う手術でもあります。
施術前には、担当医とのカウンセリングが重要になります。
本当に植毛をする必要があるのか、投薬治療では改善は見込めないのかなど、慎重に見極めてもらう必要があります。
アイランドタワークリニックでは、無料でカウンセリングを行っています。
オンラインでも行っているので、お気軽にご相談ください。

植毛の傷跡に関するよくある質問

下記では、植毛の傷跡に関するよくある質問と、その回答をまとめています。
ぜひ、参考にしてください。

植毛した傷口にかさぶたができたのですが？

植毛後、かさぶたができるまでの期間には個人差があるため一般的には3〜5日程度とされています。
通常であれば、1週間後には完全なかさぶたとなり、2週間後には剥がれ落ちます。

かさぶた部分は無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待つようにしてください。
無理にはがすと出血や、良くなるまでに余計時間がかかってしまうからです。
移植した髪の毛まで抜けてしまう可能性があるので、気をつけるようにしてください。

施術してから突っ張り感が取れません

自毛植毛では、治療後に突っ張り感を感じる場合があります。
痛みというほどではなく、患部が突っ張っている感じです。
この突っ張り感は、施術後に抜糸をすることで改善するケースがある傾向があります。

ただ数日経過しても、突っ張り感など、違和感が残っている場合には、クリニックに相談するのがおすすめです。
アイランドタワークリニックでは、無料でカウンセリングを行っているので気軽にご相談ください。

植毛した傷口が痛みます

植毛手術後は、麻酔が切れると痛みを感じるケースもあります。
その場合は、クリニックで痛み止めを処方してもらい服用してください。

植毛治療は、施術方法によって痛みを感じやすい期間が違います。

FUT法は、ドナー部分を広い範囲にわたって帯状に切り取り、縫い合わせます。
従って、痛みや突っ張り感を感じやすくなっています。
痛みは約10日〜2週間続くとされています。

一方、FUE法は専用のパンチで施術をするため、傷跡が小さく、痛みは1〜2日で落ち着くとされています。

植毛した髪の毛が抜けてしまったのですが？

植毛後は、手術後1〜3ヶ月後に、一度髪の毛が抜け落ちるケースがほとんどとされています。

これは毛周期が関係しています。
髪の毛は、成長期、退行期、休止期を繰り返していて、休止期で抜け落ちる髪の毛も、次の成長期で、また新しく生えてきます。

この一時的な脱毛は自毛植毛治療の経過の一つなので、問題ありません。
ただ、施術から24時間以内に髪の毛が抜けてしまった場合は、生着しなかった可能性がありますので覚えておくようにしてください。
アイランドタワークリニックでは、生着がみられなかった場合には全額返金又は、追加料金なしで施術を行っています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

植毛後、入浴はいつから？

植毛手術後、頭皮は非常にデリケートな状態になります。
そのため、手術当日のシャンプーや入浴は避けてください。
翌日からは、シャンプーが可能となりますが、頭皮への刺激を最小限に抑えるために優しく洗うことが重要です。

一方、湯舟については、体が温まると患部の赤みが生じる可能性があるため、手術後1週間程度は控えてください。
この期間はシャワーのみで体を清潔に保つことが重要となります。

また、手術後5日間は激しい運動も避けてください。
激しい運動によって血流が増大し、頭皮への負担が増える可能性があるからです。

植毛後の寝方は？

植毛手術後、頭皮は非常にデリケートな状態になります。
そのため、移植部をこすらないように注意が必要です。
特に、植毛後1週間は柔らかい枕や羽根枕は避け、固めの枕を使用することが推奨されます。
頭頂部へ植毛した場合は、バスタオルを2〜3枚巻いて首の下に当てるか、首枕を使用すると良いといわれています。

傷跡が残らない植毛手術はある？

植毛手術は薄毛治療の一つで、自身の頭皮から採取した毛髪を薄毛部分に移植する方法です。
しかし、この手術には必ずと言っていいほど傷跡が伴います。
以下では、傷跡が残らない植毛手術は存在するのかどうかについて解説します。

傷跡が残らない植毛手術は本当にあるの？

現在の技術では、完全に傷跡が残らない植毛手術は存在しません。
植毛手術は外科手術であり、毛髪を採取し移植する過程で必ず何らかの傷跡が生じます。

しかし、手術方法によって傷跡の大きさや目立ち具合は異なります。
例えば、FUE法はメスを使わずに毛髪を採取し移植する方法で、傷跡が比較的小さく目立ちにくくなります。

アイランドタワークリニックでは、FUE法(i-Direct)による自毛植毛治療を行っております。
詳しくは以下のページをご参照ください。
i-Directと従来の手法との違い

傷跡が残らない植毛手術の技術と進歩

植毛手術の技術は日々進化しています。
特にFUE法は、切開や縫合がないため、余計な部分を傷つけにくく、傷跡や痛みも少ないという特徴があります。

また、最近では刈り上げない植毛手術も出てきており、これにより傷跡が目立つことをさらに減らすことが可能となっています。

しかし、これらの手術は通常の手術に比べて費用がかかるため、メリットとデメリットを考慮に入れて選択する必要があります。

植毛手術後のかさぶたと傷跡

植毛手術は、自毛を移植することで頭皮に新たな毛髪を生やす方法です。
しかし、手術後には必ずと言っていいほどかさぶたや傷跡が発生します。
これらは手術の結果として避けられないものであり、その管理方法が後の結果に大きく影響を及ぼします。

植毛手術後のかさぶたと傷跡の関係

植毛手術後のかさぶたや傷跡は、手術による頭皮へのダメージの結果として発生します。
これらは、頭皮が自己修復を試みる過程で形成されます。

かさぶたは、新たに生えてくる毛髪を保護する役割を果たしますが、その一方で、傷跡は手術の痕跡として残ります。
これらの存在は、植毛手術の成功を左右する重要な要素であり、適切なケアが必要です。

かさぶたや傷跡から毛が生えない理由

かさぶたや傷跡から毛が生えない理由は、頭皮の自己修復過程と深く関連しています。
頭皮がダメージから回復しようとすると、新しい皮膚細胞が形成され、その結果かさぶたができます。
この新しい皮膚細胞の層は、毛髪の成長を妨げる可能性があります。

また、傷跡は頭皮の表面が平滑でなくなるため、毛髪が正常に生えることを阻害します。
したがって、かさぶたや傷跡のケアは、植毛手術後の毛髪の成長にとって重要な要素となります。

手術後にかさぶたと傷跡が毛の再生を阻害する理由

植毛手術は、薄毛や生え際の後退の問題を解決するための有効な手段とされていますが、手術後の頭皮にはかさぶたや傷跡が残ることがあります。
以下では、植毛手術後のかさぶたと傷跡が毛の再生にどのような影響を及ぼすのか、そのメカニズムと有効とされる治療法について詳しく解説します。

植毛手術後のかさぶたと傷跡の影響

植毛手術後、頭皮には必然的に傷跡が残ります。
これらの傷跡は、新たな毛髪の成長を妨げるといわれています。

手術後に形成されるかさぶたは、新しい毛髪が生えるのを物理的に阻害する可能性があります。
また、かさぶたが自然に落ちるまでの間、その下の皮膚は十分な酸素を得られず、毛髪の成長が遅くなると考えられます。

さらに、かさぶたを無理に取り除こうとすると、出血したり、最悪の場合は移植した毛髪が抜け落ちてしまうこともあります。

かさぶたや傷跡が毛の再生を阻害するメカニズム

かさぶたや傷跡が毛の再生を阻害するメカニズムは、主に二つあります。
一つ目は、かさぶたが物理的な障害となり、新しい毛髪の成長を妨げることです。
二つ目は、傷跡が毛髪の成長に必要な血流を阻害することです。

傷跡は、通常の皮膚組織とは異なり、血管が少ないため十分な栄養や酸素が毛髪の毛繊維に届かなくなります。

これにより、毛髪の成長が阻害され、薄毛や生え際の後退が続く可能性があります。

傷跡やかさぶたから毛を生やすための有効な治療法

傷跡やかさぶたが毛の再生を阻害する問題を解決するためには、適切なケアと治療が必要です。
植毛手術後の頭皮ケアは非常に重要で、特にかさぶたのケアは慎重に行う必要があります。

頭皮を清潔に保つことも重要で、洗髪は優しく行い、シャワーの直接的な刺激を避けることが推奨されます。

さらに、傷跡が毛髪の再生を阻害する問題に対しては、傷跡の改善や除去を目指す治療が考えられます。
例えば、レーザー治療やスキンケア製品を使用して傷跡を薄くする、または皮膚科医による手術で傷跡を除去するなどの方法があります。

以上のように、植毛手術後のかさぶたと傷跡が毛の再生を阻害する理由とその対策について理解することで、より効果的な植毛手術とその後のケアを行うことが可能になります。

植毛の傷跡のまとめ

ここまで、植毛の傷跡についてお伝えしてきました。

植毛の傷跡についての要点をまとめると以下の通りです。

• 植毛後の傷跡を目立ちにくくする方法
• 植毛以外の治療法もある

これらの情報が、少しでもお役に立てば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。