植毛が痛いって本当?自毛植毛の痛みを感じる場面と痛みを軽減する方法

植毛が痛いって本当?自毛植毛の痛みを感じる場面と痛みを軽減する方法

自毛植毛を検討している方の中には、痛みが気になっている方も多いでしょう。結論からお伝えすると、自毛植毛は外科的な手術となるため痛みは生じやすいです。しかし、痛みを軽減する方法は存在します。
この記事では、自毛植毛は痛いのか?どの程度の痛みなのか?など、自毛植毛の痛みに関する疑問点についてお答えしていきます。自毛植毛の痛みがご不安な方はぜひ参考にしてください。

目次

  1. 自毛植毛の手術は痛いって本当?
    1. 【手術前】麻酔のチクッとした痛み
    2. 【手術中】麻酔を使用するため痛みはほぼ感じない
    3. 【手術後】個人差があるため痛い場合は鎮痛剤を服用
    4. 手術中に麻酔が切れたら・・・?
    5. 手術後につっぱり感がある場合も
    6. 痛みが出るのは毛髪の採取部分が多い
  2. 手術後に痛みを感じる場面は主に3つ
    1. 入浴時
    2. 睡眠時
    3. 頭を動かすとき
  3. 自毛植毛の痛みは施術方法によっても違う
    1. FUT法・FUSS法:痛みが強い傾向がある
    2. FUE法:痛みを感じにくい傾向がある
  4. 自毛植毛の痛みは施術方法によって軽減できる
  5. 当院独自の痛みを感じにくい自毛植毛「i-Direct」とは
    1. 痛みが少ない毛髪の採取方法
    2. 自然な仕上がりになるホール作成
    3. 生着率95%を誇る毛髪の植え付け
  6. 自毛植毛の手術後の注意点
    1. 適切なアフターケアを行うこと
    2. 医師の指示に従うこと
    3. 回復のために避けたほうがよいこと
  7. 痛みの少ない自毛植毛はアイランドタワークリニックまでご相談ください

自毛植毛の手術は痛いって本当?

基本的に自毛植毛は外科的な手術となるため痛みは生じます。どのタイミングで痛みが生じるのか、手術前・手術中・手術後に分けて見ていきましょう。

【手術前】麻酔のチクッとした痛み

自毛植毛の手術では麻酔を使用するため、注射針を刺す際のチクッとした痛みを感じます。

【手術中】麻酔を使用するため痛みはほぼ感じない

自毛植毛の手術は麻酔を使用しているため、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔の注射の痛みさえ我慢できれば、その後痛みを感じることはないでしょう。

【手術後】個人差があるため痛い場合は鎮痛剤を服用

自毛植毛の手術後の痛みには個人差があります。痛みが強かった人、違和感を覚える程度だった人、全く痛みを感じなかった人など、痛みの感じ方は多岐にわたるのです。また、手術方法によっても痛みの強さは異なるため、一概にどの程度の痛みかはお伝えできません。ただし、自毛植毛の手術後に痛みがある場合は鎮痛剤を使用できるため、ある程度痛みをコントロールすることは可能です。

手術中に麻酔が切れたら・・・?

自毛植毛の手術中は麻酔の効果によって眠っている方がほとんどです。目覚めたら手術が終わっていたというケースが多いですが、手術中に意識が戻ることもあります。しかし、意識が戻ったからといって痛みを感じるということはほとんどないため、大きな心配は必要ありません。ただし、万が一手術中に麻酔が切れた場合には麻酔の追加が可能です。

手術後につっぱり感がある場合も

自毛植毛の施術後に痛みはなくても「つっぱり感はあった」という方がいらっしゃいます。施術後のつっぱり感は抜糸によって元に戻ることが多いため基本的には心配いりません。他にも、痛みはないけれど縫合部分から血が滲んできたという方もいらっしゃいます。この出血も術後の正常な経過のため問題はありません。タオルで圧迫することで止血ができるため、慌てずに対応しましょう。
ただし、施術後数日経っても違和感がある場合は、手術を受けたクリニックに相談するのがおすすめです。

痛みが出るのは毛髪の採取部分が多い

自毛植毛の手術後に痛みを感じる方の多くは、植毛部位よりも毛髪を採取した部分に痛みを感じています。眠る時に傷跡が枕に当たる、無意識に傷を触ってしまうといった場合に痛みを感じやすいため注意して過ごしてください。

 

手術後に痛みを感じる場面は主に3つ

自毛植毛の手術後はどのような場面で痛みを感じやすいのでしょうか。特に痛みを感じやすい3つの場面についてお伝えします。

入浴時

自毛植毛の手術からそれほど日が経っていない状態でシャンプーをすると、傷口が染みて軽い痛みが生じることがあります。しかし、移植した毛髪を定着させるためには頭皮を清潔な状態で保つ必要があるため、染みるからといってシャンプーをやめるのはNGです。毎日シャンプーを行い綺麗な頭皮を維持しましょう。

睡眠時

毛髪を採取した部分が枕に当たることで、睡眠時に痛みを感じる場合があります。また、横を向いたり寝返りをうったりすることで痛みを感じるケースもあるのです。睡眠時の痛みが不安な場合は鎮痛剤を服用しましょう。

頭を動かすとき

勢いよく振り返るなど、頭や首を急に動かすと毛髪を採取した部分が痛む場合があります。また、動くことで刺激が加わり、傷が治りにくくなる可能性があるため注意が必要です。傷の治りが遅くなってしまうとそれだけ痛みを感じる期間も伸びてしまいます。

 

自毛植毛の痛みは施術方法によっても違う

FUT法と、FUE法

自毛植毛にはいくつかの施術方法があり、それぞれ痛みの感じ方も異なります。

FUT法・FUSS法:痛みが強い傾向がある

FUT法・FUSS法は後頭部の頭皮を帯状に切り取り、そこから毛髪を1本ずつ採取して移植する方法です。広範囲の頭皮を切り取るため手術後の痛みは強い傾向があります。
また、頭皮を切り取った部分は縫合するため傷が治るまでは頭皮が後ろに引っ張られたような感覚になることが多いです。
目安として、FUT法・FUSS法の痛みは手術後1〜2週間ほど続きます。

FUE法:痛みを感じにくい傾向がある

FUE法は直径数ミリの小さなパンチで毛髪1本分ごとに頭皮をくりぬき、毛髪を採取していく方法です。毛髪を採取すること自体は頭皮を傷つけてしまいますが、FUT法・FUSS法に比べると傷の範囲は小さくなります。そのため手術後の痛みはFUT法・FUSS法よりも感じにくく、手術後2日程度で落ち着くことがほとんどです。

また、傷の縫合が必要ないためFUT法・FUSS法のような頭皮の突っ張り感もなく、傷跡が残りにくいため周囲にバレにくいのも特徴といえます。

自毛植毛の痛みは施術方法によって軽減できる

自毛植毛に痛みはつきものですが、施術方法によって痛みの強さは大きく異なります。施術後の痛みが不安な方は、痛みを感じにくい施術方法を選ぶようにしましょう。そうすることで、自毛植毛の手術後に痛みをほとんど感じずに過ごすこともできます。

 

当院独自の痛みを感じにくい自毛植毛「i-Direct」とは

i-Directとは

一般的な自毛植毛ではFUT法・FUSS法・FUE法が用いられますが、当院ではオリジナルの自毛植毛「i-Direct」を採用しております。i-Directは痛みを感じにくく、これまでの自毛植毛よりも生着率が高いのが特徴です。当院のi-Directの特徴についてお伝えします。

痛みが少ない毛髪の採取方法

移植(インプラント)

自毛植毛は最初に毛髪を採取しますが、当院では超極細のチューブパンチを用いています。従来の方法ではメスを使用して後頭部や側頭部の皮膚を帯状に切り取り、そこから毛髪(株※)を採取していましたが、痛みが強く傷跡が目立ちやすいというデメリットがありました。対してi-Directでは、皮膚を切り取らずに毛髪(株)を採取できるため、痛みが少なく傷跡も目立ちにくい採取ができるのです。

 

株(グラフト)と毛包

※「株=毛包を数える単位」
毛包は毛根を包む組織のことです。1つの毛根からは2〜2.5本の毛髪が生えています。

 

株(グラフト)採取の様子

また、当院は短時間で株を採取することにもこだわっております。時間を短縮することで株へのダメージが軽減され、生着率の向上に繋がっています。
例えば、株の採取は世界標準で400〜600株/1時間が限界ですが、当院は800〜1,500株/1時間の採取が可能です。

自然な仕上がりになるホール作成

移植する穴の作成(ホール作成)

株を採取した後は毛髪を移植する場所に穴をあけます。当院では超極細のチューブパンチで株の直径(約0.8mm)よりも少し小さい約0.6mmの穴をあけます。株よりも穴のサイズが小さいため、皮膚の圧力によって株が抜けにくくなるのです。
また、当院では自然で違和感のない仕上がりになるよう、お一人おひとりの毛髪の生え方、毛流れ、髪型に合わせて丁寧に穴をあけていきます。

 

施術前と、施術後の比較

なお、穴を開ける際には密度も重要になります。毛髪の密度が不十分だとスカスカになり、不自然な仕上がりになってしまうのです。
アジア人の毛髪の密度の平均は70〜80株/1㎠といわれていますが、従来の自毛植毛では30株/1㎠の密度でしか移植ができませんでした。しかし、i-Directでは50株/1㎠での移植ができるため、もともとの密度に近い自然な仕上がりに近づけられるのです。

生着率95%を誇る毛髪の植え付け

移植(インプラント)

 

当院では毛髪を植え付ける際に空気圧を用いた専用の機器を使用します。そうすることで株へのダメージを軽減できるのです。
毛髪の採取・穴の作成・移植のそれぞれの段階で当院オリジナルの工夫をすることで、生着率95%と高い数字を実現できています。

 

インプラントの様子

さらに、当院は手術時間の短縮によって虚血時間(組織内に必要量の血液が流入していない時間)も短くできています。

 

アイランドタワークリニック
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自毛植毛の手術後の注意点

自毛植毛の手術後に気をつけたい3つの注意点をお伝えします。生着率を高めるためにも必ず守るようにしましょう。

適切なアフターケアを行うこと

自毛植毛の手術後は適切なアフターケアを行うことが重要です。特に、頭皮の状態は清潔に保つ必要があるため、シャンプーは丁寧に行いましょう。
自毛植毛は手術後2日目からシャンプーができるため、自毛植毛を行ったクリニックでやり方を聞き正しい方法で行ってください。

 

<シャンプー方法>

①シャンプーと水をペットボトルに入れて混ぜます(シャンプー水を作る)
②ぬるめのお湯で移植部を避け周りから髪を濡らしていきます
③お湯を優しく頭全体にかけます
④移植部以外はいつも通り洗髪します
⑤移植部はシャンプー水をかけ流す程度にします
⑥丁寧に洗い流します
⑦3時間おきに水で流すとかさぶたが目立ちにくくなります

 

自毛植毛の手術後のシャンプーは痛みの不安からよく洗えずに不衛生になる可能性があるため、正しい方法でしっかりと洗い流すようにしましょう。感染症のリスクはそれほど高くありませんが、特に手術後2週間は頭皮を衛生的に保つようにしてください。

また、自毛植毛は経過を確認するために通院が必要なため、その際に自宅でのシャンプー方法やケア方法が間違っていないかスタッフに聞いてみましょう。アフターケアまでしっかりと対応してくれるクリニックを選ぶと安心です。

医師の指示に従うこと

自毛植毛は医療行為となるため、頭皮の傷からの出血、痛み、かゆみ、苦痛を伴うなど、違和感がある場合はすぐに医師に相談してください。これくらい大丈夫だろう、手術はこういうものだろう、と自己判断するのは危険です。

また、医師の指示がないのに包帯を外したり、市販の薬を使ったりするのもおすすめできません。思わぬトラブルが生じる可能性があるため、手術後の違和感は放置したり自分で対応したりせず、必ず手術を受けた病院に相談してください。

回復のために避けたほうがよいこと

  • 頭皮をかきむしる
  • かさぶたを無理に剥がす
  • 頭皮の傷が治る前にパーマやカラーをする
  • 爪を立ててシャンプーをする
  • 長めの入浴

自毛植毛の手術後は上記のことを避けるようにしましょう。
頭皮をかきむしったりかさぶたを無理に剥がしたりすると、頭皮に強い刺激が加わってしまい毛髪が抜ける可能性があります。生着率が下がってしまうため、移植部はできるだけ触らないようにしましょう。また、かゆみが強い場合は医師に相談してください。

頭皮への刺激を避けるためには、傷が治る前のパーマやカラーを避けるようにしましょう。かゆみがあると爪を立ててゴシゴシとシャンプーしたくなりますが、強い刺激となるため指の腹で優しく洗ってください。

さらに、血行が促進されるとかゆみが強くなる傾向があるため、傷が治るまでは長時間の入浴や激しい運動なども避けるようにしましょう。

 

痛みの少ない自毛植毛はアイランドタワークリニックまでご相談ください

自毛植毛は手術後に痛みを感じる場合がありますが、施術方法によって痛みの強さは大きく異なります。当院独自の自毛植毛術「i-Direct」は痛みを感じにくい施術方法のため、痛みがご不安な方はお気軽に当院までご相談ください。患者様のお悩み、ご希望に合わせて最適な施術のご提案をさせていただきます。

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