植毛で後悔する6つのパターンと後悔しないための注意点について

「自毛植毛を受けて後悔だけはしたくない」

このように思っている方は多いです。自毛植毛は外科的な手術となるため不安も大きく、絶対に失敗したくないと思われるのは当然のことでしょう。では、実際に自毛植毛を受けてから後悔する方は多いのでしょうか。ここでは、自毛植毛で後悔するケースや、後悔しないためのポイントなどについてお伝えします。
自毛植毛は患者様の人生における大きなターニングポイントです。自毛植毛を検討している方は、後悔のないよう施術を受ける前に必ずチェックしてください。

1. 自毛植毛をして後悔する人が多いって本当？
2. 自毛植毛で後悔する6つのケース
   1. イメージしていた仕上がりにならなかった
   2. 移植した毛髪が定着しなかった
   3. 毛髪を採取した部分の傷跡が目立ってしまった
   4. ショックロスがひどかった
   5. 施術後の腫れや痛みが強かった
   6. 植毛には2種類あることを知らなかった
3. 自毛植毛で後悔してしまう原因とは
   1. 自毛植毛の知識がないまま施術を受けた
   2. どうなりたいか具体的なイメージを医師に伝えられなかった
   3. 費用だけでクリニックを選んでしまった
   4. 自毛植毛の実績が少ないクリニックを選んでしまった
   5. カウンセリングの違和感を無視して施術を受けてしまった
4. 自毛植毛をしないで後悔することも・・・
5. 自毛植毛で後悔や失敗を防ぐための6つのポイント
   1. ①治療後の経過について理解しておくこと
   2. ②理想の仕上がりイメージを持っておくこと
   3. ③実績のあるクリニックを選ぶこと
   4. ④カウンセリングを受けて信頼できるか判断すること
   5. ⑤疑問や不安なことは納得するまで質問すること
   6. ⑥アフターフォローについて確認しておくこと
   7. 【注意】海外での自毛植毛について
6. 自毛植毛で後悔しないために知っておきたいこと
   1. 自毛植毛の施術後の経過について
   2. 自毛植毛の10年後について
   3. 自毛植毛のデメリットについて
   4. 自毛植毛の副作用・リスクについて
   5. 自毛植毛の施術後の注意点について
   6. 自毛植毛ができない人について
7. アイランドタワークリニックの「後悔のない自毛植毛」のための取り組み
   1. 独自の自毛植毛術「i-Direct」を採用
   2. 経験と実績を積んだ医師による施術
   3. ご希望や予算に合わせたプランの作成
8. 自毛植毛の後悔は避けられる！まずはアイランドタワークリニックまでご相談ください

自毛植毛をして後悔する人が多いって本当？

自毛植毛は満足される方が多い一方、後悔される方も一定数いらっしゃいます。自毛植毛に限らずどのような施術にもいえますが、全ての方が100%満足するということはありません。

• そもそも自毛植毛をする必要はあるのか
• 自分にとって満足できる仕上がりはどのようなものか
• 自毛植毛がどういった施術でどのような経過をたどるのか

など、施術を受ける前には必ずチェックしておきたいことがたくさんあります。自毛植毛は勢いだけで施術を受けるのではなく、じっくりと時間をかけて検討することが重要です。

自毛植毛で後悔する6つのケース

自毛植毛で後悔する方は一定数いらっしゃいますが、一体どのような後悔が多いのでしょうか。よくある6つのケースについて見ていきましょう。

イメージしていた仕上がりにならなかった

自毛植毛で多い失敗例として、思っていたような仕上がりにならなかったということが挙げられます。自毛植毛は「株」という単位を使って自分の毛髪を移植していきますが、移植する本数が少なすぎると満足いく仕上がりにはなりません。また、ご自身の髪質・髪の毛の生え方・頭の形などに合わせたデザインが必要ですが、医師のデザイン力が低いと綺麗な仕上がりにならず、施術を受けたことを後悔することになるでしょう。

移植した毛髪が定着しなかった

基本的に自毛植毛は、ご自身の後頭部や側頭部の毛髪を薄い部分（頭頂部や前髪の生え際のM字部分）に移植します。しかし、全ての毛髪が定着するわけではなく、いくつかの毛髪は定着せずに抜け落ちてしまうのです。この移植した毛髪が定着する割合を「生着率」といいます。生着率の低い施術方法やクリニックを選んでしまうと後悔する原因になるでしょう。

毛髪を採取した部分の傷跡が目立ってしまった

自毛植毛では後頭部や側頭部の毛髪を採取しますが、大きく分けて2つの採取方法があります。

• 皮膚を帯状に切除する方法
• 毛髪を1株※ずつ毛穴単位で切除する方法

皮膚を帯状に切除してしまうと、縫い合わせたときに傷跡が目立つ場合があります。ご自身では確認しづらい部分ですが、人が後ろに立つと視線を感じてしまったり、傷跡が原因で自毛植毛がバレたりと、後悔する方も多いのです。一方、毛髪を1株ずつ採取する方法は傷跡が目立ちにくいため、後悔する可能性も低くなるでしょう。

※株：毛包（毛根を包んでいる組織）を数える単位のことで、1つの毛根からは1〜4本の毛髪が生えています

ショックロスがひどかった

ショックロスは移植した部位周辺の毛髪が抜け落ちる現象です。手術や麻酔の影響で起こり、ほとんどの場合数ヶ月程度で落ち着きます。しかし、中にはショックロスが思った以上にひどく、不安になってしまう方もいらっしゃいます。数ヶ月で落ち着くとわかっていても、実際に毛髪が抜けると不安が強まり、後悔してしまうケースもあるのです。

施術後の腫れや痛みが強かった

自毛植毛は外科的な手術となるため、施術後に腫れや痛みなどのダウンタイムが生じます。事前にわかっていても、腫れや痛みが強いと精神的にも負担になり、後悔する可能性があるのです。ただし、腫れや痛みは一時的なもののため、時間が経つことで後悔していた気持ちも軽減されるでしょう。

植毛には2種類あることを知らなかった

植毛には「自毛植毛」と「人工毛植毛」があり、それぞれの違いを知らないまま施術を受けると後悔してしまう可能性が高いです。

＜自毛植毛＞

自毛植毛は自身の毛髪を薄毛部分に移植するためアレルギー反応などが起こりにくく、自然な仕上がりになります。また、移植した毛髪は生え変わり続けるため、施術後のメンテナンスは基本的に必要ありません。

＜人工毛植毛＞

人工毛植毛はナイロンやポリエステルなどの合成繊維でできた人工毛を薄毛部分に移植します。ご自身の毛髪を使用するわけではないため広範囲の移植にも対応でき、即効性があるのも特徴です。しかし、人工毛は自毛のように生え変わることがないため定期的なメンテナンスが必要になります。また、感染などのリスクがあるのも人工毛植毛のデメリットといえるでしょう。

どちらが適しているかは患者様のご希望や薄毛の状態によって異なるため、一概に優劣をつけることはできません。しかし、自毛植毛と人工毛植毛の違いを知らずに施術を受けてしまうと、想定外のトラブルが生じるなど後悔する可能性が高まってしまうのです。

自毛植毛で後悔してしまう原因とは

自毛植毛で後悔する6つのケースについてお伝えしましたが、なぜこのような後悔が生まれてしまうのでしょうか。ここでは自毛植毛で後悔してしまう原因についてお伝えします。

自毛植毛の知識がないまま施術を受けた

自毛植毛について深い知識がないまま施術を受けると、思っていた仕上がりにならなかったり、ダウンタイムの症状に驚いてしまったりと、後悔する原因となってしまいます。特に自毛植毛と人工毛植毛の違いや施術方法の違いについてはしっかりと理解し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

どうなりたいか具体的なイメージを医師に伝えられなかった

「医師が良い感じにデザインしてくれるだろう」と思っている方は後悔しやすいです。もちろん医師のデザイン力は仕上がりを左右するため重要ですが、ご自身がどうなりたいか具体的なイメージを持っておくことはさらに重要です。理想の姿をうまく伝えられないと医師と患者様とでイメージを共有するのが難しくなり、満足いく仕上がりからは遠ざかってしまいます。

費用だけでクリニックを選んでしまった

自毛植毛は安い治療ではないため、費用はクリニックを選ぶ上でも重要なポイントとなるでしょう。しかし、安さだけでクリニックを選ぶのは考えものです。何かしら安く提供できる理由があるため、安さの理由も理解した上で選びましょう。安くても施術が雑な場合は結局再施術が必要になるなど、かえってコストがかかってしまう場合もあるのです。また、腫れや痛みが長引いたり、思わぬ副作用が生じたりと、施術後のトラブルにも繋がりかねないため、料金だけでクリニックを選ぶのは避けてください。

自毛植毛の実績が少ないクリニックを選んでしまった

自毛植毛を受けられるクリニックはいくつかありますが、施術実績が豊富なクリニックはそれほど多くありません。家が近いから、値段が安いからなど、クリニックを選ぶ基準は人それぞれ異なりますが、施術実績が少ないクリニックを選ぶのは避けましょう。自毛植毛は大変デリケートな施術となるため、施術実績が豊富かどうかは仕上がりの満足度にも影響を与えます。

カウンセリングの違和感を無視して施術を受けてしまった

自毛植毛を受ける前にカウンセリングを受けることになりますが、医師やカウンセラーも人間ですから、患者様と「合う」「合わない」は必ず出てきます。カウンセリングを受けたときに「この人なら任せられる」と思うのであれば良いですが、なんとなく話しにくかったり、本音を言えなかったりする場合は、他のクリニックを検討しても良いかもしれません。小さな違和感があるまま施術まで進んでしまうと後戻りできなくなり、施術後も悩みや心配事を伝えられないまま後悔する原因となります。カウンセリング時の違和感は無視せず、思いとどまることも大切です。特に、早く契約を結ぶよう勧めてくるクリニックには注意してください。

自毛植毛をしないで後悔することも・・・

ここまで自毛植毛を受けてからの後悔についてお伝えしてきましたが、実は自毛植毛を受けないことで後悔するケースもあります。なぜなら、男性の薄毛（AGA）は進行性のため、自毛植毛を受けるか迷っているうちにも症状が悪化するからです。自毛植毛を受ける・受けないに関わらず、まずはカウンセリングだけでも受けておくことで、施術が必要かどうかも知ることができます。また、早いうちから自毛植毛をすることで施術範囲が狭くなり、結果的に費用を抑えることにも繋がります。20代でAGAと診断される方もいらっしゃるため、早めにカウンセリングだけでも受けておきましょう。

自毛植毛で後悔や失敗を防ぐための6つのポイント

自毛植毛で後悔や失敗をしないための6つのポイントをお伝えします。どれも重要なポイントとなるため、自毛植毛を受ける前に必ずチェックしておきましょう。

①治療後の経過について理解しておくこと

自毛植毛は手術となるため、施術後に痛みや腫れなどの症状が現れます。また、植え付けた毛包から毛髪が生えてくるまでには時間がかかるため、施術直後から効果を実感できるわけではありません。自毛植毛の治療後いつから毛髪が生えてくるのか、ダウンタイムの期間やどのような経過をたどるのかなど、しっかりと理解しておきましょう。無料カウンセリングで治療後の経過を確認するのもおすすめです。

②理想の仕上がりイメージを持っておくこと

自毛植毛のクリニックを選ぶ前に、ご自身で理想の仕上がりについてイメージしておくようにしましょう。例えば、前髪のM字部分の剃り込みをここまで生えるようにしたい、不自然にならないようナチュラルに頭頂部や前髪の毛量を増やしたいなど、お一人おひとり理想の仕上がりは異なります。「わかってくれるだろう」と思わず、必ずご自身の口で希望を伝えるようにしてください。具体的なイメージを伝えることで満足度の高い仕上がりに近づけます。

③実績のあるクリニックを選ぶこと

自毛植毛のクリニック選びでは、まず施術実績や症例を確認しましょう。施術実績が豊富なクリニックであれば、患者様に近い症例で仕上がりをイメージすることができ、医師も経験を積んでいるためさまざまな疑問やお悩みに答えてくれるでしょう。

④カウンセリングを受けて信頼できるか判断すること

自毛植毛のクリニック選びでは、まずホームページなどでクリニックの特徴や実績、症例写真を確認し、実際にカウンセリングを受けてみるようにしましょう。カウンセリングでは専門のカウンセラーが対応してくれることが多いですが、患者様のお悩みに親身になって寄り添ってくれるか、希望の仕上がりや予算に合わせたプランを提示してくれるかなど、しっかりと見極めてください。高額なプランばかり勧めてくる、話をじっくりと聞いてくれないなど、少しでも違和感がある場合は別のクリニックを選ぶほうが安心です。患者様にとって信頼できるクリニックを選ぶことで、施術前から施術後まで本音で話ができ、自毛植毛の後悔を減らすことができます。

⑤疑問や不安なことは納得するまで質問すること

専門カウンセラーとのカウンセリングや医師の診察では、気になることをしっかり聞くようにしましょう。不安なことや気になることを「まあ大丈夫だろう」と放置してしまうと後々不安が大きくなってしまいます。また、不明点や不安な点を聞かずにいると、想像していた施術方法と違ったり、理想の仕上がりとかけ離れたりと、さまざまなトラブルに発展しかねないのです。薄毛の問題はデリケートなため、言いにくいことや聞きにくいことも多いかもしれませんが、疑問や不安なことは納得できるまで質問するようにしましょう。聞きたいことを全て聞いておくことで安心して施術を受けられます。

⑥アフターフォローについて確認しておくこと

自毛植毛は手術となるため、施術後に副作用やなんらかのトラブルが生じる可能性があります。万が一トラブルが起こったときにも、きちんと対応してくれるかどうかは重要なポイントです。安心して施術を受けるためにもアフターフォロー体制が整っているかはしっかりと確認しましょう。

【注意】海外での自毛植毛について

自毛植毛はトルコやタイなど海外でも受けられます。特にトルコは植毛先進国のため、世界中から施術を受ける方が訪れているのです。施術方法や費用の面から海外で自毛植毛を受けようと思っている方は、特に2つのリスクに気をつけなければなりません。

• コミュニケーション不足が原因で起こるトラブル
• 医療トラブル

そもそも海外で施術を受ける場合は現地の言葉を話す必要があります。通訳者がいれば問題ないと思われがちですが、それでも細かい部分は伝わりにくいかもしれません。海外で施術を受けたい方は、しっかりと意志が伝わるよう、時間をかけて入念に希望を伝えるようにください。また、医療トラブルが起こる可能性を考慮し、アフターフォローや保証制度が充実しているかも確認しておきましょう。再び施術を受けるために余計な渡航費がかかる場合もあるため注意が必要です。

自毛植毛で後悔しないために知っておきたいこと

自毛植毛を受ける前に最低限知っておきたい、施術後の経過やリスクなどについてお伝えします。

自毛植毛の施術後の経過について

自毛植毛は施術を受けてから完成までにおよそ1年かかります。完成までにどのような経過をたどるか知っておくことで心の準備ができるでしょう。

＜施術当日＞

施術は日帰りで行います。施術後は出血があるため包帯を巻きます。お帰りの際には帽子を着用するとよいでしょう。大きめの帽子だと安心です。

＜施術翌日＞

施術翌日に来院いただき植毛部分を確認します。診察後はガーゼを当て、帽子を被っていただきご帰宅となります。ヘアシートを利用される場合は2時間ほど必要なため、あらかじめご予定をご確認ください。また、施術翌日に洗髪することで植毛部位を清潔に保つことができ、傷の回復を早めることが期待できます。

〜注意点〜

＜手術から3日ほど＞

カツラの使用を控え、仰向けでお休みください。

＜手術から1週間ほど＞

お酒・タバコ・激しい運動は控え、移植部に刺激を与えないようご注意ください。

＜施術後4日目＞

手術から4日ほど経過すると植毛した部位は安定した状態になります。基本的にカツラのご使用は可能です。就寝時に寝返りをしても気にならなくなるでしょう。

＜施術後1週間＞

手術から1週間ほど経過すると、毛包を採取した部分や植毛した部分の傷跡は回復していきます。赤みは基本的には心配ありません。かさぶたが取れてくる時期ですが、無理に剥がさないようにしましょう。また、お酒・運動・長時間の入浴もできるようになります。

〜注意点〜
かさぶたを無理に剥がすのは避けてください

＜施術後2週間＞

手術から2週間ほど経過するとかさぶたはほとんどなくなります。毛髪の先端が現れてくる時期となり、サウナや頭部に刺激が加わるサッカーなどのスポーツも可能になります。

〜注意点〜
サウナやサッカーができる時期には個人差があるため、必ず事前に医師に相談しましょう。

＜施術後1ヶ月＞

手術から1ヶ月ほど経過すると頭皮の赤みは引いていきます。一時的な脱毛「ショックロス」が起こり、移植した部分の周辺に生えている毛髪が抜け落ちることがあります。

〜ショックロスとは〜
ショックロスは一時的に起こる脱毛のことです。移植した部位周辺の毛髪が抜け落ちますが、毛髪は再び生えてくるため問題ありません。施術から3〜4ヶ月で起こり、発症後4〜6ヶ月ほどで新しい毛髪が生えてくることが多いです。しかし、抜ける量や時期には個人差があり、施術後2〜3週間で起こる方もいらっしゃいます。

＜施術後3ヶ月＞

手術から3ヶ月ほど経過すると新しい毛髪が作られはじめます。

＜施術後6ヶ月＞

手術から半年ほど経過すると毛髪が2〜3cmに伸びていることもあり、自毛植毛の効果を実感される方もいらっしゃいます。

＜施術後9ヶ月＞

手術から9ヶ月ほど経つと毛髪が太く長く伸びるため、手術前との違いがわかりやすいでしょう。

＜施術後12ヶ月＞

手術から1年ほどが自毛植毛の完成の目安となる時期です。毛髪は全て生え揃い、長さ・太さ・密度も十分に成長しています。

自毛植毛の10年後について

自毛植毛は10年後どうなっているの？と不安な方は意外と多いですが、基本的には施術直後とほとんど変わらず、移植した毛髪は定着しています。自毛植毛ではAGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を移植するため、移植後も髪は生え変わり続けるのです。そのため、時間が経つと毛髪が抜け落ち効果がなくなるといった心配はいりません。
ただし、施術後の生活習慣や頭皮環境の悪化が原因で抜け毛が増えてしまう可能性はあります。

自毛植毛のデメリットについて

• 完成までに1年ほどかかる
• 手術となるため痛みや傷が残る可能性がある
• 毛髪を採取する部分を刈り上げる場合がある
• 医師の技術力が仕上がりを左右する
• 他の薄毛治療よりも初期費用は高め

自毛植毛には上記のようなデメリットがあります。
移植後すぐに効果を実感できるわけではないため、今すぐ薄毛を改善したいという方には向いておらず、外科的な手術となるためダウンタイムが生じます。また、後頭部や側頭部から毛髪を採取する際に刈り上げるケースがあるため、施術方法については事前にしっかり確認しておきましょう。
自毛植毛はデリケートな施術となり、医師の経験や技術力が直接仕上がりに影響します。自毛植毛の経験や実績を積んだクリニックで施術を受けるようにしましょう。
なお、自毛植毛は手術のため他のAGA治療（内服薬、外用薬、注射など）に比べると費用が高くなります。しかし、自毛植毛は一度施術を受けるとその後特別なメンテナンスは必要ないため、ランニングコストを抑えることが可能です。長期的に見ると自毛植毛はコスパの良い治療といえるため、費用が高いからと諦めず一度検討してみてください。

自毛植毛の副作用・リスクについて

＜後頭部・側頭部（毛包を採取する部分）＞

• 点状や線状の傷ができる
• 赤みが生じる場合がある

＜毛髪の移植部分周辺＞

• ショックロスが起こるケースがある

自毛植毛で起こりうる副作用やリスクは上記の通りです。毛包を採取する部分には傷ができますが、毛髪が伸びることで目立ちにくくなります。また、ショックロスによって一時的に移植部位周辺の毛髪が抜け落ちますが、再び生えてくるため基本的に心配は不要です。

自毛植毛の施術後の注意点について

自毛植毛には施術後の注意点がいくつかあります。医師の指示に従い必ず守るようにしましょう。

＜施術当日＞

• 傷口にバイ菌が入る可能性があるため包帯を自己判断で外さない
• 包帯が外れたらクリニックに連絡する
• 洗髪はできない
• 包帯を外さなければ首から下はシャワーが可能

＜施術の1日後＞

• 必ず施術を行ったクリニックを受診し診察を受ける
• 医師の判断によっては包帯を外せる※自己判断では外さない
• シャンプーができるようになる
• 湯船での入浴はできず、シャワーのみなら可能

＜施術の2日後＞

• 患部を触らないようにする（雑菌が入り炎症の原因になります）
• 飲酒、喫煙、激しいスポーツは控える（体を温め傷の痛みや炎症を起こす原因になる）

＜施術の3日後＞

• 無理にかさぶたを取らない
• カツラや帽子は患部に配慮しながら使用する

＜施術の1週間後＞

• 抜け毛は回復過程の現象のため心配は不要

＜施術の1ヶ月後＞

• ショックロス（一時的な脱毛）が起こる場合がある

＜施術の3ヶ月後＞

• 生えてきた産毛を必要以上に触らない

＜施術の6ヶ月後＞

• 髪や頭皮に良い環境づくりを心がける

＜施術の12ヶ月後＞

• 頭皮環境が悪化すると抜け毛に繋がるため、生活習慣には気を付ける
• バランスの良い食事、運動、正しいヘアケアなどを心がける

自毛植毛ができない人について

＜後頭部や側頭部の毛髪が少ない人＞

自毛植毛はご自身の毛髪を移植しますが、移植するための毛髪が少ない場合は施術を受けられない可能性があります。

＜円形脱毛症の人＞

円形脱毛症の場合は自然治癒することが多く、ホルモン治療によって改善する場合もあります。そのため、円形脱毛症が自然治癒するのを待ち、治療を受けてから自毛植毛を検討してもよいでしょう。

＜病気を患っている人＞

心身に病気を患っている人は、薬の影響などによって自毛植毛を受けられない場合があります。例えば糖尿病の場合、傷の治りが遅い、化膿しやすい、腫れやすいなどさまざまな症状が現れやすくなります。また、精神的な病気をお持ちの場合、施術に関する不安やストレスを感じやすく、その影響で毛髪がうまく定着せずに抜け落ちる可能性があるのです。毛髪が定着しないことがさらにストレスとなり、疾患が悪化する可能性もあるためご注意ください。

アイランドタワークリニックの「後悔のない自毛植毛」のための取り組み

自毛植毛で後悔しないためには信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。当院では患者様に自毛植毛を受けて良かったと思ってもらえるよう、医師・看護師・スタッフが一丸となり患者様をサポートしております。当院が行っている「後悔のない自毛植毛」のための取り組みについて見ていきましょう。

独自の自毛植毛術「i-Direct」を採用

アイランドタワークリニックの自毛植毛は「i-Direct」と呼ばれる独自技術を採用しております。自毛植毛は「採取」「穴の作成」「植え付け」の3ステップありますが、それぞれ最善と考えられる方法を用いることで、デザイン性と生着率のどちらも叶えた仕上がりをご提供しております。

＜毛髪の採取（株採取）＞

自毛植毛の最初のステップは「株（グラフト）の採取」です。i-Directでは超極細のチューブパンチで1株ずつ毛髪を採取していきます。従来の方法はメスを使用して皮膚を切り取っていたため、それに比べるとi-Directは痛みが少なく傷跡が目立ちにくいのが特徴です。

また、短時間で株を採取することで株へのダメージを軽減し、生着率を向上したり、一度の施術で大量に移植できたりと、さまざまなメリットが生じるのも特徴です。なお、1時間に採取できる株数の世界標準は400〜600株ですが、当院では800〜1,500株を実現しております。

＜植え付ける穴の作成（ホール作成）＞

採取した毛髪を移植する部分には事前に穴（ホール）を開けておきます。当院では超極細の約0.6mmのチューブパンチを用いているため、患者様お一人おひとりの毛髪の生え方・毛流れ・髪型に合わせてホールを形成することが可能です。丁寧にホールを作ることで、自然で違和感のない仕上がりに近づけます。

なお、アジア人の平均的な毛髪の密度は70〜80株/1㎠と言われています。従来の自毛植毛は30株/1㎠の密度で移植するのが限界でしたが、i-Directは超極細のチューブパンチを使用することで、50株/1㎠と高密度での移植が可能です。もともとの70〜80株/1㎠という密度に近い状態で移植ができるため、より自然な仕上がりが期待できます。

＜毛髪の植え付け（インプラント）＞

毛髪を植え付けることを「インプラント」と呼びます。当院では空気圧を用いた専用機器を使用しており、株へのダメージを抑えながら毛髪を移植することが可能です。また、株が直径約0.8mmに対し、ホールは約0.6mmと小さめのため、皮膚の圧力によって株を抜けにくくしています。その結果、当院の自毛植毛では生着率95%と高い数字を実現しているのです。

さらに、当院の医療チームが連携することで手術時間が短くなっており、移植毛の虚血時間（組織に必要な量の血液が流入していない時間）を短縮することにも繋がっています。

経験と実績を積んだ医師による施術

当院には自毛植毛に精通する医師が10名以上在籍しております。自毛植毛には高度な技術が必要となり、国内で施術を行える医師は限られています。もちろん、医師の数が多ければよいというわけではなく、一人ひとりに経験や実績がともなっている必要があるのです。
当院は全ての医師がハイレベルな技術を提供できるよう、医師同士の技術交流、症例共有などを積極的に行っております。施術の精度を高めることで、どの医師が担当しても高いレベルの自毛植毛をご提供することが可能です。

ご希望や予算に合わせたプランの作成

当院では患者様に合わせた自毛植毛のプランをご提案しております。お一人おひとり薄毛が気になる部分や範囲、ご希望の仕上がりやご予算などが異なるのは当たり前です。カウンセリングでしっかりとお話をお伺いし、患者様にとって最適だと思われるプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。また、自毛植毛は他の薄毛治療に比べると高額になりますが、ご予算に合わせたご提案も可能です。敷居が高いと諦めず、まずは当院の無料カウンセリングをお気軽にご活用ください。

自毛植毛の後悔は避けられる！まずはアイランドタワークリニックまでご相談ください

自毛植毛は満足される方が多い一方、後悔される方も一定数いらっしゃいます。後悔するパターンやその原因、後悔を防ぐ方法についてお伝えしましたが、最も重要なことはクリニック選びです。信頼できるクリニックで施術を受けることで、施術前から施術後まで安心して過ごすことができ、後悔することも少なくなるでしょう。
当院では患者様に後悔のない自毛植毛を受けていただけるよう、丁寧にカウンセリングを行い、医師は常に技術力を磨いております。自毛植毛を受けないことで後悔される方もいらっしゃいますので、まずはお気軽に当院の無料カウンセリングまでご相談ください。