採取部の傷跡はどの程度残りますか?

公開日:2017.3.3

毛根の採取法にはストリップ法とダイレクト法の2種類があり、傷跡の様子はそれぞれで異なります。
ストリップ法の場合は後頭部に水平方向の線状の傷跡が残ります。幅は1~2mm程度で長さは必要な毛根の数によって変わってきます。目立つものではなく、傷跡周囲の頭髪が2~3cm程あれば十分隠れます。手術後1~3ヶ月程度は多少のつっぱり感を感じることがありますが、この部分の皮膚には余裕があるので頭の皮膚が後ろに引かれて額が広がってしまうようなことはありません。
ダイレクト法ではニキビ痕のような小さな点状の傷跡が採取した数だけ残ります。この場合は髪を剃ってしまわない限り傷跡はほとんどわかりません。