用語集:ボズレー式植毛

ボズレー式植毛

ボズレー式植毛とは自毛植毛の手術法の一つであり、FUT法と呼ばれる方法をベースとしています。名前の由来は、24歳でネブラスカ大学医学部の医学博士号を取得し、1974年に9割以上の驚異的な定着率に成功した人物であるL・リー・ボズレー博士です。
このボズレー博士の手術法であるボズレー式植毛では、毛髪1~2本単位のグラフトであるマイクログラフトと数種類の大きさや太さの異なる髪の毛を組み合わせたグラフトであるバリグラフトを併用することによって、見た目の自然さをとことん追求しています。この方法によって、細かい産毛から頭頂部に向かってだんだんと濃く太くなっていく自然な髪の毛の生え方を再現することができます。一方、FUE法をベースとしているため、採取の段階でできる帯状の傷が後頭部に残ってしまうという点や、施術時間が長く、費用も高めに設定されているというデメリットもあります。
自毛植毛の手術方法にはその他にも、FUE法やニードル式などの種類がありますが、どの手術法にも一長一短があります。そのため、自分が仕上がりになにを求めるかに合わせて、適切な手法を選ぶことが大切です。