用語集:ハミルトン・ノーウッド分類

ハミルトン・ノーウッド分類

ハミルトン・ノーウッド分類とは、欧米で現在広く用いられているAGAのタイプ分類のことです。この分類は、J・B・ハミルトンという人によって示され、その後に、OT・ノーウッドという人によって修正されたため、両者の名前をとって、ハミルトン・ノーウッド分類と呼ばれています。ハミルトン・ノーウッド分類によると、AGAの症状は9つに分類できるとされています。
M字型に生え際のラインが後退していくⅠ型、1型がやや進行した2型、頭頂部まで同時に薄毛が見られるようになったⅡvertex型、Ⅱ型よりさらにM字ラインが後退したⅢ型、Ⅲ型からさらに頭頂部の薄毛が進行したⅢvertex型、かなりの生え際ラインの後退と頭頂部の薄毛が同時に見られるⅣ型、4型が進行し、生え際の後退・頭頂部の薄毛がさらに大きくなったⅤ型、生え際と頭頂部のO型の薄毛が一致してしまったⅥ型、Ⅵ型が進み、側頭部にまでも薄毛が進行し、上部がほぼなくなった状態となるⅦ型の9つです。
このハミルトン・ノーウッド分類は、自分の薄毛の進行状況を知るために利用されます。早い段階でAGAの発症に気づき、適切な対策をうつためには、このハミルトン・ノーウッド分類を知っておいても良いでしょう。