用語集:ダメージヘア

ダメージヘア

ダメージヘアとは、その名の通り髪がダメージを受けている状態のことを指します。枝毛や髪のパサつき、ごわごわなどが気になる症状としてあげられます。髪の毛は90%以上がタンパク質によってできており、その構造は3層構造となっています。一番外側からそれぞれ、キューティクル、コルテックス、メデュラと呼ばれています。このキューティクルが剥がれてしまうとコルテックスが流出し、指通りが悪くなったり、パサついたり、枝毛や切れ毛ができたりします。これがダメージヘアの原因となるものです。
髪が傷つく原因は様々ですが、代表的なものには、パーマやカラーリングなどの薬剤による影響があります。カラーリングの際は、アルカリ性の物質でキューティクルを開くことによって髪を染色します。健康な髪はもともと弱酸性であるため、カラーリングによって髪は傷ついてしまうのです。その他にも、ドライヤー、シャンプー、紫外線など、髪にダメージを与える要因は多くあります。そのため、ダメージヘアを防ぐには、日々のケアを入念に行う必要があるのです。