切断率
切断率とは、自毛植毛の手術において移植片を採取する際に、毛根を切断してしまい、使用できなくなってしまう確率のことをいいます。限りある毛根を無駄にしないためにも、切断率の低い手術法やクリニックを選択することは、非常に重要な要素であるといえます。
自毛植毛の手術の流れは大きく、移植片の採取、株分け、植え込みの3つに分けることができます。そして、移植片の採取は、手術法によって大きくことなり、それによって切断率が決まってきます。自毛植毛の手術法には大きくわけて2種類あり、採取の際にメスを使用して頭皮ごと毛髪を採取するFUT法と、専用のパンチを使用して頭皮に小さな穴をあけることで移植片を採取していくFUE法があります。このうち、FUE法では技術を持った医師が行わないと移植片を採取する際に毛根を切断してしまう確率(切断率)が高いと一般的に言われていますが、医師の技術に依る所が大きいです。