用語集:刈らないDirect

刈らないDirect

アイランドタワークリニックが提供する独自の手術法であるi-Directの中でも、グラフトを採取する際に後頭部を刈らずにグラフトを採取する手術法を刈らないDirectといいます。
i-Directでは、手術において3つのステップがあります。一つ目のステップは採取です。専用のチューブパンチを用いて医師が状態の良い毛髪のみを採取していきます。刈らないDirectではこのときに、採取部を刈り上げることなくグラフトを採取します。そのため、手術後に採取部に見た目の違和感が見られないのが大きな特徴です。グラフトを採取した後は、専用の0.6mmのチューブパンチを利用して移植箇所の皮膚をくり抜いてホールと呼ばれる穴を作成します。極細の専用パンチを使用するため、高密度の植毛が可能になります。続いて、採取したグラフトを専用のインプランターを用いて移植部に移植していきます。ホールが0.6mmなのに対して、移植株は0.8mmであるため、皮膚の圧力を受けてグラフトが安定して抜けにくくなります。
このような独自の技術を駆使することによって、アイランドタワークリニックのi-Directでは、自然な仕上がりと高い生着率を実現しています。また、刈らないDirectは普通のi-Directに比べ、費用が高いという面もありますが、手術後の採取部の違和感をなくしたいと考える人にとっては、おすすめできる治療法といえます。