アメリカ食品医薬品局
アメリカ食品医薬品局とはFood and Drag Administrationを略してFDAとも呼ばれるアメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関のことを言います。主に、食品、薬品、化粧品、タバコなどの消費者が接する機会多い製品に関する認可や違反の取締などを行っている機関です。科学者、調査官など15000人以上の職員を抱え、年間予算は3000億円以上とも言われています。
このFDAが現在、薄毛治療に効果的であると認めているものが3つあります。1つ目は、外用薬治療として知られているミノキシジルです。ミノキシジルは血行を促進させることによって毛母細胞を活性化させ、発毛を促します。2つ目はプロペシアによる内服薬治療です。プロペシアはAGAの原因となる男性ホルモンを阻害する作用があるフィナステリドを主成分とした内服薬です。そして、3つ目は薄毛になりにくい後頭部の自毛を薄くなった部分に移植する自毛植毛と呼ばれる外科手術療法です。自毛植毛は前の2つとは異なり確実に自分の毛が生えてくるという特徴があります。現在FDAが薄毛治療法として認めているのはこの3つだけです。それゆえに、薄毛治療を考える際には、この3つを中心に考えるのがよいと言えるでしょう。