薄毛治療のメリット・デメリットの比較と自毛植毛のメリット・デメリット

薄毛治療には数多くの治療法が存在しておりますので、
自分に合った薄毛治療を選ぶことが重要です。

下記に主な薄毛対策、薄毛治療法についての比較表を作成しました。
どの薄毛治療にもメリットとデメリットがありますので、その違いを比較し、理解することで、
自分に最適な薄毛治療法を選択してください。

育毛剤 内服薬 自毛植毛
区分 医療 医療 医療
効果 ミノキシジル含有の育毛剤のみ、医学的に効果が認められている。 薄毛の進行を抑制することが可能。すでになくなった毛髪の再生は難しい。 毛髪の移植により薄毛の解消が可能。移植毛は半永久的に生え変わる。
デメリット 頭皮のかゆみや、循環器系の副作用が報告されている。 個人差はあるが副作用も確認されている。効果の確認に半年間の継続使用が必要。 外科的治療のため専門の医療機関でしか受けられない。
コスト 低額の初期費用ではじめることができる。継続使用が必要。 処方にあたって医師の診察が必要。使用している間のみ効果が継続。 施術費用は高額だが、一度の治療で薄毛の解消が可能。
  • 薄毛治療法
  • 区分
  • 効果
  • デメリット
  • コスト

自毛植毛

非医療

毛髪と毛髪を作る細胞を移植するため、自分の毛髪が生えてくる。

外科的治療のため専門の医療機関でしか受けられない。

施術費用は高額だが、一度の治療で薄毛の解消が可能。

育毛剤

医療

ミノキシジルのみ、頭頂部の薄毛に対して医学的な効果が認められている。

頭皮のかゆみや、循環器系の副作用が報告されている。

低額の初期費用ではじめることができる。継続使用が必要。

内服薬

医療

薄毛の進行を抑制することが可能。すでになくなった毛髪の再生は難しい。

副作用も確認されている。効果の確認に半年間の継続使用が必要。

処方にあたって医師の診察が必要。使用している間のみ効果が継続。

育毛剤について

今ある自分の髪の毛を太く、そして長くすることで、
ボリュームアップを目指す方法。

デメリット

効果が分かりにくく、根気よく使い続けなければならない。AGA(男性型脱毛症)の原因に対して作用するものではないため、医学的根拠もないので注意が必要。

メリット

市販の育毛剤なども多いため手軽に始めることができる。

発毛サロンについて

独自のヘッドスパ、頭皮のマッサージを専門とし、
食事療法のカリキュラムが含まれるサービスなど多種多様。
頭皮の環境を改善し発毛を促進することを主な目的としたサービス。

デメリット

効果が分かりにくく、根気よく使い続けなければならない。AGA(男性型脱毛症)の原因に対して作用するものではないため、医学的根拠もないので注意が必要。

メリット

市販の育毛剤なども多いため手軽に始めることができる。

内服薬について

薬を飲み続ける限り薄毛の進行を抑制される。
すでに薄くなった部分でも毛母細胞が生き残っていれば
また新たな髪が生えることが期待できる。

デメリット

効果が出るまでに時間がかかる。中断すると脱毛が進み元の状態に戻ってしまうので長期間にわたり薬代がかかる。

メリット

特別な手入れもなく、人に気づかれずに治療できる。

かつら・増毛について

かつら

シリコン等の素材でできたパーツに、化学繊維などを利用し人工的に作られたものを、人の頭部にかぶるもの。

増毛

薄くなった自分の髪の毛に、人工毛などを4~6本ずつ結びつけることで、髪のボリュームアップを目指す方法。

脱着式(かつら) 編み込み式(かつら・増毛) 貼り付け式(かつら・増毛)
ピンや両面テープで固定するため自分でできる。 地毛に編み込みまたは細い糸や接着剤で固定するため自分ではできない。 地毛を剃り強力な接着剤、またはテープで固定する方式。
デメリット
ズレる可能性もあり、品質によってはバレやすい。ピンが当たる部分の毛が抜けることも。 ズレる可能性もあり、品質によってはバレやすい。ピンが当たる部分の毛が抜けることも。カツラ・増毛タイプ共に地毛にかかる負担が大きくなる上、抜けやすくなったり、編み込みが痛くて眠れないことも。自毛が伸びると長さのバランスが悪くなるため、メンテナンスが月に1回必要になる。 貼り付ける部分に自毛があれば、剃らなければならない。皮膚の弱い方はかぶれや痒みを生じてしまう。デリケートな素材で作られているため、耐久性が極めて低い。剥がすときにはリムーバ(クリーナー)などの除去剤が必要。
メリット
外して洗髪可能。 カツラはきつく固定するためずれにくい。そのままスポーツや就寝も可能。増毛はすぐに毛量がアップしたように見えるため、即効性が高い。 頭皮が透けて見えるために極めて自然。簡単にはズレたり外れたりしない上、短髪のヘアスタイルやオールバックも作れる。
  • 脱着式
    (かつら)
  • 編み込み式
    (かつら・増毛)
  • 貼り付け式
    (かつら・増毛)

ピンや両面テープで固定するだけなので、自分でできる。

デメリット

ズレる可能性もあり、品質によってはバレやすい。ピンが当たる部分の毛が抜けることも。

メリット

外して洗髪可能。

地毛に編み込む、または細い糸や接着剤で固定するため自分ではできない。

デメリット

ズレる可能性もあり、品質によってはバレやすい。ピンが当たる部分の毛が抜けることも。カツラ・増毛タイプ共に地毛にかかる負担が大きくなる上、抜けやすくなったり、編み込みが痛くて眠れないことも。自毛が伸びると長さのバランスが悪くなるため、メンテナンスが月に1回必要になる。

メリット

カツラはきつく固定するため、ずれにくい。そのままスポーツや就寝も可能。増毛はすぐに毛量がアップしたように見えるため、即効性が高い。

地毛を剃り強力な接着剤、またはテープで固定する方式。

デメリット

貼り付ける部分に自毛があれば、剃らなければならない。皮膚の弱い方はかぶれや痒みを生じてしまう。デリケートな素材で作られているため、耐久性が極めて低い。剥がすときにはリムーバ(クリーナー)などの除去剤が必要。

メリット

頭皮が透けて見えるために極めて自然。簡単にはズレたり外れたりしない上、短髪のヘアスタイルやオールバックも作れる。

薄毛を外科的に治療する
「自毛植毛」

毛髪と毛髪を作る組織を移植するだけで、
自分の髪が生涯生え続ける。
脱毛を促すDHTの影響を受けにくい、つまり薄毛になりにくい後頭部の髪の毛を毛包ごと採取し、医師が外科手術で薄毛が気になる部分に移植する方法です。一度移植すれば、生着した毛髪は、移植された場所でその後も生え続けます。
自毛植毛は医師が行う生体間移植の一種として古くから実施されており、薄毛治療法として欧米では広く普及している方法です。

自毛植毛をさらに追究 アイランドタワークリニック
独自の自毛植毛

メスを使用しない
毛包単位の採取
医師の精緻なデザイン
当院開発の自毛植毛法であるi-Directは、メスを使用しないため従来の自毛植毛の課題であった後頭部の切除痕が残らず、従来より毛包を傷めない施術方法により生着率も向上しています。
手術には熟練医師の技術が必要ですが、1本ずつ採取するので後頭部の採取跡も目立ちにくく、移植箇所も生やす方向や密度など細かいデザインが可能です。ランニングコストもかからない為、そ長い目で見ると費用対効果が高いといえるでしょう。

植毛は、自毛植毛・人工毛植毛の2種類ある

植毛には、「自毛植毛」と「人工毛植毛」の2種類あり、どちらの植毛方法が良いか悩む人もいるかと思います。
この記事では、「自毛植毛」と「人工毛植毛」のそれぞれの特徴について説明します。
  • 自毛植毛、人工毛植毛について
  • 自毛植毛のメリット、デメリット
  • 人工毛植毛のメリット、デメリット
  • 自毛植毛手術のメリット、デメリット
植毛について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

自毛植毛とは

自毛植毛とは、主に後頭部にある髪の毛を使用して薄毛の目立つ箇所に移植する施術です。
自毛植毛は毛穴から植毛する手術のため、手術後は自然な毛の生え方(ヘアサイクル)に近づいていき、定期的なメンテナンスが必要なくなります。
自毛植毛の施術方法には、ニードル法(CHOI法)、ダイレクト法(FUE法)、ストリップ法(FUT法)があります。
ニードル法(CHOI法)は、針での治療のため傷跡が小さく、細かい調整ができるのがメリットです。
反対に、広範囲治療をするには向いていないところがデメリットです。
ダイレクト法(FUE法)は機械で行わる施術のため、ムラなく一度に多くの植毛ができます。
一方で、クリニックによって施術部分をバリカンで刈り上げる必要があります。
ストリップ法(FUT法)は、後頭部から毛髪を皮膚ごと帯状に採り、植毛を希望する場所に植毛していく施術です。
生着率は高くデザイン性や密度を高くできるのがメリットです。
反対に、帯状に切開し縫合するため傷口が目立つのがデメリットです。
アイランドタワークリニックでは、自毛植毛を行っています。
以下のページで詳しく紹介しているのでご参照ください。
出典:自毛植毛で起きてしまう副作用「ショックロス」とは

人工毛植毛とは

人工毛植毛とは、人工的な毛を植毛する施術です。
人工の毛髪を植毛するため、自毛植毛と違い毛髪量を気にする必要はありません。
ただし、人工毛髪のため拒絶反応を示す可能性があるため「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では非推奨の施術方法とされています。
出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

自毛植毛のメリット

自毛植毛にはどのようなメリットがあるか解説します。

自然な仕上がり

自毛植毛のメリットは、自然な仕上がりで色々なヘアスタイルを楽しめることです。
自毛植毛は、植毛部分と周囲の髪の毛に違和感がないように生える角度や方向性も調整できます。
また頭髪全体の毛量の調整も行えるため、より自然な仕上がりのヘアスタイルを楽しめます。
加えて、自分自身の髪の毛を使用している「生きている髪の毛」のため、パーマをかけたり、ヘアカラーをしたりするなどのアレンジが可能です。
以下のページでは、アイランドタワークリニックで手術を行った方の手術後の様子を紹介しています。
詳しく知りたい方は、ぜひご参照ください。
出典:植毛手術後の経過

拒絶反応が起きにくい

自毛植毛のメリットは、自分の毛髪を移植する手術のため拒絶反応は起きにくい傾向があることです。
人工毛植毛では、ポリエステルやナイロンなどで作られた人工毛を移植するため、拒絶反応を起こしやすく、感染症を引き起こす可能性があります。
自毛植毛の場合は自分の毛を移植するため、個人差はありますが拒絶反応は起こりにくく、感染症にかかるリスクも低いといわれています。
また、手術後のダウンタイムも短い傾向なため、普段の生活に戻るもの早いのが特徴です。

最初から髪が無い所にも生やせる

自毛植毛のメリットは、最初から髪が無い所にも生やせる点です。
自毛植毛の手術は、毛穴を作り出して自分の髪の毛を植え込みヘアサイクルを通常の状態に戻していきます。
頭皮は、AGAが進行していたり人工毛植毛を繰り返したりすることで血流が低下して硬くなってしまい発毛が難しい状態になります。
自毛植毛で髪の毛が生えなくなってしまった頭皮の場所に毛穴を再構築して毛を植え込み、最初から髪が無い所にも髪の毛を生やすことが可能です。

半永久的に生え変わり続ける

自毛植毛のメリットは、生着したあとの髪の毛が半永久的に生え変わり続けることです。
個人差はありますが、移植して生着した髪の毛は自然に抜け落ちた後に再び新しい髪の毛が生えてくる通常のヘアサイクルに戻っていきます。
植毛した髪の毛は薄毛の影響を受けにくい後頭部(または側頭部)の髪の毛を使用するため、治療後に髪の毛が抜け落ちたままになる心配が少ないようです。
自毛植毛は、抜け落ちた髪の毛が再び生え変わり、通常のヘアサイクルに戻せる治療法です。
アイランドタワークリニックでは、半永久に生える自毛植毛を行っています。
詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
参照:ヘアサイクルとは?発毛の健康を考える

通院やメンテナンスの必要がない

自毛植毛のメリットは、個人差はありますが通院やメンテナンスの必要が少ないことです。
自毛植毛は一見すると内服・外用薬での治療やカツラ・ウィッグに比べて費用が高いように見えます。
しかし、自毛植毛の手術をした後は自然に抜け落ちた髪の毛の後に再び髪の毛が生えてくるようになるため、継続的な治療による通院やメンテナンスは必要なく、最終的には費用を抑えられる治療法です。

AGA治療の効果を期待できる

自毛植毛のメリットは、AGA治療に向いていることです。
「AGA」とは、男性型脱毛症を指します。
AGAは、遺伝やストレス、生活習慣などを起因として男性ホルモンのバランスが崩れることで生じる症状です。
自毛植毛は、後頭部や側頭部の男性ホルモンの影響を受けない部位を組織(皮膚)ごと採取して薄毛や抜け毛が気になる部位に植え込むため、個人差はありますが通常のヘアサイクルに戻していきます。

自毛植毛のデメリット

自毛植毛にはどのようなデメリットがあるのか解説します。

手術後すぐに効果が期待できない場合がある

自毛植毛のデメリットは、効果を期待できるまでに時間がかかる点です。
個人差はありますが、自毛植毛の効果を期待できるまでには約6ヶ月~1年位かかります。
自毛植毛の効果を期待できるまでに時間がかかる理由は、ケアサイクルの関係です。
通常のケアサイクルは、「成長期(3〜4ヶ月)→退行期→休止期(2〜3ヶ月)→脱毛期(1ヶ月)」を繰り返します。
ケアサイクルが正常に機能するためには毛根が頭皮に定着する必要があり、定着した後に髪の毛が生え変わり伸びていくのに約6ヶ月~1年位かかるようです。

AGAの進行は植毛した部分のみ抑えられる

自毛植毛のデメリットは、AGAは植毛した部分のみ進行しにくいということです。
自毛植毛は、AGAの影響を受けていない後頭部の髪の毛を薄毛のところに植え込む手術のため、AGAの進行を抑えることが期待できる場所は植え込み手術をした部分だけになります。
植え込み手術をしていない部位の薄毛についてはAGAの影響を受けたままになっているため、進行を防ぐためにはAGA治療を続けることが大切です。

傷跡が残る可能性がある

自毛植毛のデメリットは、傷跡が残る可能性があることです。
自毛植毛の種類によっても傷痕の大きさは異なりますが、線状や点状の傷痕が残る可能性があります。
傷痕は、周囲の髪の毛によって隠せるため日常生活には支障なく過ごすことはできますが、将来全体的に髪の毛が薄くなってきた時には隠せる可能性は高い傾向にあります。
ただし、自毛植毛技術は年々技術が高まっているため、現在において傷口がほとんど目立たない手術方法も開発されてきています。

費用が高い

自毛植毛は、費用が高額になります。
自毛植毛は、「自由診療」となるため医療保険が適用されない治療です。
そのため、治療する部位や治療を受けるクリニックによって自毛植毛にかかる費用は異なります。
自毛植毛の費用と相場としては、頭頂部やつむじなどO字型部位の場合は39万円(税込)~100万円(税込)位です。
自毛植毛は、植え込む髪の毛の量によって価格が上がっていき、頭全体を植毛する場合は大体130万円(税込)~300万円(税込)程度が相場となっています。
以下のページは、アイランドタワークリニックの費用の詳細についてまとめています。
自毛植毛に興味がある方は、ご参照ください。
出典:自毛植毛の費用について | グラフト単価、基本治療費

植毛に使えるドナー株数に限界がある

自毛植毛のデメリットは、植毛に使えるドナー株数に限界があることです。
自毛植毛をするにあたり、ドナー株として使える髪の毛の部位はAGAの影響を受けにくい後頭部でそれ以外の頭頂部や前頭部は植え込み手術を受ける側であり、ドナー株としては向いていません。
薄毛の進行を抑えるために自毛植毛の範囲を広げたいと考えても、後頭部や側頭部への負担を考えると使用できるドナー株数に限度があります。

人工毛植毛のメリット

人工毛植毛にはどのようなメリットがあるのか解説します。

採取できる髪が無くてもできる

人工毛植毛のメリットは、採取できる髪がなくても植毛ができる点です。
人工毛植毛は人工的に作られたポリエステルやナイロンといった合成繊維を人工毛として頭皮に植え込む手術をします。
自毛植毛と違いドナー株となる髪の毛がなくても植え込み手術を受ける事ができ、薄毛が頭全体的に進行していたとしても手術を受ける事が可能です。

自毛植毛より安いと感じる方がいる

人工毛植毛のメリットは、自毛植毛よりも費用が安くすみやすいことです。
自毛植毛の場合は、移植する髪の毛を頭皮から採取して植え込む手術が必要であり、手術には施術者の技術力や手間などがかかるため費用がかさんでいきます。
人工毛植毛は、人工的に作られた人工毛を頭皮に植え込んでいく手術で自毛植毛に比べて頭皮を切除するなどの手間がかからないため費用を抑えられます。
アイランドタワークリニックでは、医療ローンにより分割の支払も可能になっています。
費用について詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
出典:自毛植毛の費用について | グラフト単価、基本治療費

短期間で効果を期待できる

人工毛植毛のメリットは、植毛の効果を短期間で期待できることです。
自毛植毛は、ケアサイクルが通常に機能し始めるまでに約6ヶ月〜1年位かかります。
人工毛植毛の場合は、自分が希望する髪の長さと量を移植ができるため、手術を受けて短時間で植毛の効果を期待できる施術方法です。
以下のページでは、アイランドタワークリニックで手術を行った方の手術後の例が載っています。
出典:アイランドタワークリニック|自毛植毛手術のその後

移植毛の数に限界がない

人工毛植毛のメリットは、移植毛の数に限界がないことです。
自毛植毛の場合は、AGAの影響を受けていない頭皮(後頭部、側頭部)に限りドナー株になりえるため、どんなに広範囲で移植を希望しても限りがあるため希望通りの範囲の手術を受ける事ができません。
人工毛植毛は、植え込む髪の毛がポリエステルやナイロンなどで作られた人工毛髪のため、自毛植毛と違い希望する場所に希望する量の植毛が可能です。

人工毛植毛のデメリット

人工毛植毛にはどのようなデメリットがあるのか説明します。

定期的なメンテナンスが必要

人工毛植毛のデメリットは、定期的なメンテナンスが必要なことです。
人工毛植毛は、自毛植毛と異なり自分が希望する長さや量を短期間で植毛することが可能ですが、自毛植毛のように「生え変わり」ないため、時間の経過とともに性能が低下する「経年劣化」が生じます。
人工毛髪の経年劣化は、3〜4年位で人工毛髪は色艶を失い見た目が悪くなって、植毛した部位が脱落することがあるため定期的にメンテナンスが必要です。
対して、アイランドタワークリニックでは、施術翌日・半年後・1年後の定期検診は患者様の任意となっております。
詳細については、以下のページを参考にしてください。
出典:植毛施術後の相談・検診・カウンセリング等のサポートについて

維持コストがかかる

人工毛植毛のデメリットは、維持コストがかかることです。
自毛植毛は、手術にかかる費用が割高で期待できる効果を期待できるまでに時間がかかりますが、ケアサイクルが通常に機能し、生着すればメンテナンスが必要なくなります。
人工毛植毛は、自毛植毛よりも手術費用は安く、手術後すぐに効果を期待できますが、人工毛髪の経年劣化などがあるため定期的にメンテナンスが必要になり、個人差はありますが自毛植毛よりも維持コストが高くなる可能性があります。

生着や成長はしない

人工毛植毛のデメリットは、生着や成長しないことです。
自毛植毛の場合は、自分の髪の毛を毛根から植え込む手術のため、植毛部分以外の髪の毛と同じようにヘアサイクルに基づいて毛が生えてくるようになり、これを「生着(せいちゃく)」といいます。
人工毛植毛は人工的に作られた毛髪のため、生着し成長することはありません。
植毛された状態のままであるため、髪型を変更する場合にご希望の髪型次第では、再度植毛が必要となる場合があります。

感染症のリスク

人工毛植毛のデメリットは、感染症のリスクがあることです。
人工毛植毛は、頭皮にポリエステルやナイロン等の化学繊維でできた人工毛を挿入するため、身体が異物を排除しようとする「拒否反応」を示す可能性があります。
個人差がありますが、拒否反応とは主に、発疹、かゆみ、蕁麻疹などのアレルギー反応に近い症状です。
また、植え込み手術する時に入り込んでしまった雑菌やウイルスによって感染症を起こす可能性が自毛に比べると高くなります。

自毛植毛手術のメリットとデメリット

自毛植毛術には、FUT法、FUE法、ニードル法があります。
FUT法、FUE法、ニードル法のメリット、デメリットについて解説します。

FUT法のメリットとデメリット

FUT法は、後頭部の皮膚を帯状に切り取り毛髪を採取します。
切った部分を縫い合わせ、移植先に小さな切り込みを入れて採取した毛髪を植え込みます。
FUT法のメリットは、毛根を傷つけないように細かく切り分けて毛髪を採取できるため生着率が高い傾向にあり、高い密度で植毛できるため自然な仕上がりが期待できる点です。
また、生涯採取できるドナー株数は最大6,000株ほどあるため、広範囲の植毛が可能なのが特徴です。
FUT法のデメリットは、後頭部や側頭部の皮膚を帯状に切り取った部分を縫い合わせるため、縫合部分のツッパリ感と多少の痛みが残ること、傷口が目立ってしまうことがあげられます。
アイランドタワークリニックでは、このようなFUT法のデメリットを考慮し、FUE法(i-Direct)による自毛植毛治療を行っております。
詳しくは以下のページをご参照ください。
i-Directと従来の手法との違い

FUE法のメリットとデメリット

FUE法は、パンチで毛髪を毛根ごと直接くり抜き、植毛希望場所に毛穴を作り、毛髪を埋め込む手術です。
FUE法のメリットは、採取する毛髪の大きさや移植先の毛穴が均一で仕上がりがキレイになる点です。
FUT法は傷口が小さいため痛みが軽減され、手術の後も目立ちにくいようになっています。
FUE法のデメリットは、毛髪を作業で大量に植毛することが難しいことです。
くわえて、植毛手術には高度な医療技術が必要なため手術費用が高くなってしまう傾向にあります。
アイランドタワークリニックでは、FUE法も行っています。
詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
出典:自毛植毛法の一つ、FUEとは

ニードル法のメリットとデメリット

ニードル法は、植毛針という植毛器で穴をあける作業と埋め込みを同時に行う手術です。
ニードル法のメリットは、植毛する箇所の穴あけと植え込みを同時に行えるため、工程が少なく済みます。
また、一本一本が細い毛になるため生え際の自然な仕上がりを再現し、植毛針が細いため移植した痕が目立ちにくいのが特徴です。
ニードル法のデメリットは、移植した髪の毛の密集度に限界があり、地肌が見えて期待するボリューム感に仕上がらないことや植毛が一本一本の作業となるため医師への負担が大きく料金が高額になることになります。
ニードル法について詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
出典:3つの自毛植毛の方法

よくある質問

植毛に年齢制限はありますか?

植毛は基本的に、年齢制限がないため、健康的に問題がなければ受けることは可能です。
10〜80代を超える高齢の方まで、幅広い年齢層で植毛の施術を受けられます。
ただし、未成年の植毛施術は親の同意が必要となるため、親同伴のもとクリニックへの受診が必要です。
アイランドタワークリニックでは、オンラインでも無料カウンセリングを行っています。
気軽にご相談ください。

植毛は女性でも出来ますか?

植毛は、男女関係なく治療を受けることが可能です。
男性の薄毛とは異なり、女性の薄毛は広範囲に治療が必要な傾向があり、男性の施術に比べて技術力が求められる施術になります。
ただ、女性は植毛量が少ないケースが多いため、施術費用は男性に比べて抑えられるといわれます。

植毛の手術は痛いですか?

自毛植毛の手術は局所麻酔で行うため、個人差はありますが麻酔のために注射針を刺すときの痛みのほかはほとんど痛みはありません。
手術後、麻酔が切れたときに痛みを感じることがあります。
アイランドタワークリニックでは、痛み止めの薬の処方をしています。
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