アイランドタワークリニックや自毛植毛について、
もっと詳しく知りたい方のために、用語集をご用意いたしました。
- 「ア」行
「ア」行
- 育毛シャンプー
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育毛シャンプーとは、一般的なシャンプーとは別に、頭皮を健康にするために有効な成分が含まれているシャンプーのことを総じて呼んでいます。
頭皮の状態が健康でないと、健康な髪は育つことができません。
また、多くの育毛剤は刺激性を持っていますので、頭皮の状態が悪化している状態のまま使用すると、さらに頭皮が悪化し、薄毛等の原因となります。
- インプランター
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採取したグラフト移植するための医療機器。空気圧を用いて移植を行うのでグラフトのダメージも少なく、生着率の向上につながっている。
- M字部
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いわゆるM字部とは額の両サイドの剃り込み部分の事で、この部分の脱毛症は男性型脱毛症(AGA)の典型的な症状である。この部分の脱毛症には育毛剤の効果が出にくいとされている。
- 円形脱毛症
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頭部に十円玉程の脱毛部分が出来る自己免疫病の1つである。
一般的に男性型脱毛症(エージーエー・AGA)とは原因が違うため区別される事が多い。
- エージーエー(AGA)
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エージーエー(AGA)とは男性型脱毛症のことをいい、男性特有の脱毛症です。
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、一般的にはエージーエー、AGAと呼 ばれています。
エージーエー(AGA)は主に30歳代あたりから症状が目立ってくる脱毛症で、30代~50代に多くみられます。ただ近年では、20代~30代前半の若い層にエージーエー(AGA)が発症することも多く、「若年性脱毛症」とも呼ばれています。
一般的に多い30代~50代に発生するエージーエー(AGA)は「壮年性脱毛 症」と呼びます。
ヘアサイクル(周毛期)の成長期が短くなる影響で、前頭部と頭頂部の髪 が薄くなる特徴があります。
原因ははっきり特定できないが、遺伝や男性ホルモンが大きく関わっていると考えられています。
男性ホルモンが大きく関わっている場合、現在医療機関によるエージーエー(AGA)治療が可能となっています。
「カ」行
- 株分け
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ストリップ法手術において、メスで切り取ったドナー部の皮膚を毛包単位に切り分けること。
- 刈らずにダイレクト
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ダイレクト法手術において、ドナー採取部を広範囲に刈り上げることなく、採取する株だけを都度カットしながら行う手術法。後頭部を刈り上げないので術後にヘアスタイルが変わらずに済むが、大量の移植は行えないのが欠点。
- 休止期
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髪は、成長期・退行期・休止期を繰り返し、一定成長した後に抜けて、抜けた毛穴から2~3ヵ月後、新しい髪に生え変わります。が、休止期が長くだんだんと生えてこなくなるといわゆるハゲになるのです。髪が成長を完全に止めてしまう時期です。
その下では、新しい髪が表皮に出る準備をしており、古い髪はいつ抜けてもおかしくありません。
ブラッシングやシャンプーで簡単に抜けてしまう髪は、この時期のものです。
この時期の毛乳頭は毛根部分から離れ、新しい髪の成長の準備をしています。
休止期が長いと新しい髪がはえてこないことがあります。
- 円形脱毛症
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頭部に十円玉程の脱毛部分が出来る自己免疫病の1つである。
一般的に男性型脱毛症(エージーエー・AGA)とは原因が違うため区別される事が多い。
- 拒絶反応
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移植を行った後に起こる一連の生体反応。拒絶反応により移植部に炎症が起こったり感染症にかかったりする場合もある。人工毛植毛はこのリスクが高いが、自毛植毛でも起こる場合がある。
- グラフト
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現代の自毛植毛では、移植する毛髪を皮膚組織ごと後頭部から切り取って細分化し、移植部分に一つひとつ植えつけていく方法を取っている。この細分化された毛髪の単位をグラフトと呼び、グラフトの種類はその大きさによって、「マイクログラフト(1~2本)」、「ミニグラフト(3~6本)」に分けられる。
「サ」行
- 脂性フケ
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様々な外的影響により異常に皮脂の分泌が多くなった状態で発生したフケのこと。 皮脂は真菌によって脂肪酸へと分解されるが、その過程において皮膚に炎症を起こすこともある(「脂漏性皮膚炎」)。この症状が起こる原因として「洗髪の不足」「睡眠不足」「食事バランス」「ホルモンバランス」「ストレス」などが考えられる。
- DHT(ジ・ヒドロ・テストステロン)
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毛包の細胞質にある5αリダクターゼという酵素により、男性ホルモンの中のテストステロンが変換されたもの。DHTは、テストステロンよりもホルモン活性が10~30倍も強い男性ホルモンで、毛乳頭のレセプター(受容体)と結合し、毛母細胞の活動を低下させる。DHTの影響を受けた髪の毛は充分に成長する前に抜けてしまい、これが男性型脱毛症の原因となる。またDHTによって毛母細胞の活動が抑制されると、栄養が必要ないと判断され血流が低下すると考えられている。
- 若年性脱毛症
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20代~30代という若い年齢で発生する脱毛症のこと。
若年の時分から毛母細胞が正常な毛髪サイクルを維持できなくなり、薄毛が目立つようになる症状。
まれに脂漏性脱毛や粃糠性脱毛などが複合的に発症するケースもある。
- 人工毛
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ポリエステル系樹脂、ナイロン樹脂、塩化ビニール等を素材とする人工の毛髪。
- 人工毛植毛
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人工の毛髪を頭皮に植えつけ、薄毛を解消する方法。毛の量に際限がなく、伸びるまでの時間も必要ないが一般的に1年間で50%位が抜けてしまい追加移植が必要となる。また人工毛は人体にとっては異物であり、抜け落ちや炎症などの拒否反応を起こすリスクがあり、アメリカの多くの州では禁止されている。
- ストリップ法
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採取部の毛穴を皮膚ごとメスで切り取り、株分けをして移植する従来の自毛移植方式。現在も国内のほとんどのクリニックでこの方式が採用されているが、採取部に傷が残る、術後の痛みが伴うなど体にかかる負担がダイレクト法に比べて大きい。
- 生着率
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移植した毛髪がどの程度生着したかを示す割合です。生着率はグラフトの採取方法や移植方法、術中のグラフトの保管方法などの施術の方式によって異なります。できるだけ生着率の高い(採取した毛髪のロスが少ない)方式、クリニックを選ぶことが自毛植毛成功の鍵となります。
「タ」行
- 脱毛
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人もしくはそれ以外の動物に生えている毛の一部ないし全部が抜けてなくなること。加齢や病気など様々な原因が考えられており、近年ではストレスとの関連性も指摘されている。
- 男性ホルモン
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ステロイドの一種で、生体内で働いているステロイドホルモンのひとつ。アンドロゲンとも呼ばれる。副腎や睾丸で作られていて、具体的には、男性特有の体つきをつくるほか、タンパク質を筋肉や内臓に変える助けをしたり、皮脂の分泌を促すことや、体毛の発育を促す、また、性欲を高める働きをします。
- 定着率
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植毛した毛がどれだけ根付いたかを示す指標のこと。生着率とも言う。生着率には様々な要因が関係するが、確かな技術と設備を持つクリニックで手術が行われ、患者の健康状態に問題がなく術後のケアが正しく行われていれば90%以上の生着率が実現できると言われている。
- テストステロン
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アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性ホルモンの一種。筋肉増大、タンパク質同化作用の促進、体毛の増加の作用をもつ。
- デンスパッキング
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dense packing(密集した植え付け)すなわち高密度移植の事。デンスパッキングによる”ワンパス”の提唱者Dr.Seagerによると、デンスパッキングの定義は30~35株/c㎡以上の密度とされる。
「ナ」行
- 日本皮膚科学会
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日本皮膚科学会は、明治33年(1900年)12月、東京帝國大學教授土肥慶蔵博士の提唱により創立されました。
2010年4月に日本皮膚科学会は薄毛治療におけるガイドラインを発表しました。
- ニードル式
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ニードル式の自毛植毛は、韓国・国立慶北大学医学部のキム教授が開発し、1992年に「バンドル・ヘア・トランスプランテーション」として発表した植毛法のひとつ。植毛針の開発者の名前を取って「Choi式」と呼ばれる場合もある。
植毛針に移植する毛髪をセットし、穴開けと移植毛の挿入を同時に植毛を行う。
この植毛法は東洋人に合っているといわれ特に日本や韓国で広く普及した。
「ハ」行
- 生え際
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額(ひたい)や襟首などの、髪の生えている部分と生えていない部分との境目。自毛植毛では生まれつきの生え際のラインを下げる手術を行うこともある。
- 発毛
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毛母細胞で作られた毛髪が成長し皮膚の外側に生えてくること。
- 皮脂線
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皮脂腺(ひしせん)は、皮膚の内部にある小さい腺。主に皮脂を分泌し、皮膚や毛髪の表面の保護や保湿の働きをする。脂腺とも。
体毛1本に対してそれぞれ皮脂腺が存在するが、体の場所によって皮脂 腺が発達しているところとそうでないところがある。頭皮は発達している例であり、髪を保護するために多量の皮脂を分泌する。しかし髪があまりにも長いと全体に皮脂が行き渡らないため、リンスやトリートメントを使用して補うことがある。
- フィナステリド
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フィナステリドは、男性型の抜け毛の原因である5αリダクターゼの活動を阻害する、AGA治療薬の成分のひとつです。日本では、万有製薬から飲む育毛剤「プロペシア」という商品名で発売されています。
- FUE(Follicular Unit Extraction)
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後頭部のドナー株を採取するのに、メスを使って切ることをせず、チューブパンチを使って毛根単位でドナーをくり抜き移植する方法 。2002年に発表された。切らないので手術痕も残らず、術中・術後の患者にかかる負担も少ない。また毛量の多いFUを選択的に採取できるので、手術後のボリューム感がアップする等のメリットがある。
アイランドタワークリニックでは医療機器の精度と医師の熟練度が向上した為、FUEでのメガセッションが可能となった。
- ヘアシート
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採取部の刈り上げを隠すために取り付ける人工毛の付け髪。専任の美容師がヘアスタイルに合わせてシートのカッティングを行います。
「マ」行
- FU(Follicular Unit:毛包単位)
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毛髪は1つの毛穴に1本~4本程度の固まりで生えており、その毛穴ごとの単位をフォリキュラー(毛包)・ユニットと呼ぶ。解剖学上は、頭髪、皮脂線、起立筋で構成される。
- マイクログラフト
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自毛植毛において現在最もよく使用されている移植株の単位。通常1−3本の髪を含んだ米粒半分ぐらいのサイズの株です。その中でも自然に固まっている1−3本の髪の単位を厳密に守って株分けされた株を、フォリキュラーグラフト、Fu株と呼ぶ。
- ミニグラフト
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後頭部から採取したドナーを4~6本の毛髪を含む、直径1~2mm単位に分割した株。
マルチ・フォリキュラーグラフト、Mfu株ともいわれる。
- ミノキシジル
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ミノキシジル(Minoxidil)とは血管拡張剤として開発された成分。後に発毛効果があるとされ発毛剤に転用され、日本以外ではRogaine(ロゲイン)®の商品名で売られている。日本では一般用医薬品として大正製薬からリアップ®シリーズが市販されている。
- 毛乳頭
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「毛乳頭」とは、毛細血管から、髪の毛を作るために必要な栄養分(ビタミン・ミネラル・アミノ酸など)を受け取るための組織のこと。
毛根の底のくぼみにあり、毛乳頭には神経や毛細血管が集中している。
- 毛母細胞
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毛乳頭(毛球の下端の凹んでいる部分)を取り巻くように存在し、毛乳頭から髪の毛の生成に必要な栄養を受け取って、分裂増殖活動を繰り返して髪の毛をつくる、いわば毛髪の製造工場。髪の毛の色を決める「メラニン」もこの毛母細胞の中で生成されている。
「ラ」行
- ランニングコスト
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設備や機器などを運用する際、または、システムなどを運用・管理し続けるために”継続的に”必要になってくる費用のこと。
一般的には消耗品などに費やすカネなどを指す。「運用コスト」「維持費」などとも言う。
- 立毛筋
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立毛筋(りつもうきん、arrector pili muscle)とは、外毛根鞘と真皮上層との間に存在する平滑筋束であり、収縮によって毛は垂直方向に立って周囲の毛孔部はやや隆起する。
いずれにしても隠す方法についてはカウンセリングの際にご相談ください。